銀魂感想 語りすぎなんじゃないのコレェェ



第110訓 そういう時は黙って赤飯
泣いている少年を慰める少女お妙さん。
「私のデータによると社長さんとか大物には 結構背が小さい人が多いのよ」
子供なのに、なんというリサーチ力!
というか、心にも無いことを言って男の心をわしづかみ。近藤さんのときと同じパターンですね。
「そういう人の『股の玉』になれって お父上に言われてるんだ」
卑猥な台詞ならお妙におまかせ★卑猥少女お妙ただ今見参!(こんな魔法少女はいやだ)
というような過去話。

そして現在。
スナックすまいるに真選組の美形副長がやってきたよ。
素敵な素敵な土方さん、今日は誰をご指名なのかな?
………え?お妙さん?
まさか土方さんがお妙さんに惚れていたなんてー。背徳の匂いがするよー(棒読み)
そんなわけで、お妙さんノリノリ。
「上司と部下で1人の女をとりあいなんて まるで昼ドラだわ」
「でも私はそんな安い女じゃないの。月九みたいな恋愛じゃないと お断りよ」
「でもあなた どう見ても日テレ顔ですよね。土曜9時にマヨラー探偵とかイロモン系ですよね」
畳み掛けるようにドラマネタで攻めるお妙さんに、土方は
「誰がマヨたんだ」
「まァ俺はいい
だが近藤さんはどうだ
月九顔じゃねーか 何回目のプロポーズ顔じゃねーか」
と返します。対するお妙さんは
「近藤さんは火サスに出てくる死体顔です」
と一刀両断。
どう見てもお妙さんのほうが上手です。

そんな感じで、土方が近藤さんの売込みをしていると、真選組隊士も集まってきた。
いやー、いつ見ても真選組は山崎だけが異様に可愛い。
他の隊士と混ざると、芋の中に真珠が紛れ込んだかのよう。
お前一人だけ輝いてるよ、無駄に。

で、真選組隊士の皆さんは
「どうか局長の女房に…俺達の姐さんになってくだせェェ!!」
と土下座。
「なんですかコレは 腰の低い恐喝?
お妙さんを恐喝するような豪胆な男は、さすがに真選組にもいませんよ。

真選組をこのような凶行に走らせたものは一体なんなのか?
それは、近藤さんの見合い相手。
猩猩星の第三王女バブルス……という名のゴリラと見合い!?
じゃあ、俺達ゴリラを姐さんと敬わなきゃいけないの!?
追い詰められた真選組は、こうして凶行に走ったのでした。
しかし事情を知ってもお妙さんは同情しません。
「夫婦は顔が似てくるっていうけれど、既に長年つれそった夫婦のようだわゴリ二つよ」
「毛深い女は情も深いといわれているの。きっといい奥さんになってくれるわ」
こんな感じでまるで取り合ってくれないお妙さんに、それでも頭を下げる真選組。
ここでお妙さん、素敵な笑顔を浮かべたまま
アラ どこが重いのかしら この頭
お妙さんも腕力だけならゴリラ並ですね!
バブルス王女にも引けを取りませんよ!
何も王女に遠慮して、近藤さんから身を引くこともないんじゃないですかね?(妄想を事実であるかのように言ってみる)

そんなわけで、近藤さんの同情するなら結婚してくれ作戦は大失敗に終わったのでした。
部下を総動員して、こんなことやってる近藤さんが不憫。というか情けない。
そりゃフラれるよ。こんなウザイ作戦やってりゃあ…

ボコボコにされる真選組。
ここに助っ人登場。(お妙さんの)
更にボコボコにされる真選組。
「多勢で女に手を出すたァそれでも侍かね?」
と問われ、
「どう見ても俺達が姐さんにボコられてただろーが!!
それでも僕らは侍です!!
誰が認めてくれなくても僕達は侍なんだ!
今は誰も知らなくても、いつかビックになって先公や親どもを見返してやる!

負け犬臭が濃厚になったところで、土方が事態収拾に出てきます。
しかしウッカリ相手をガキんちょ呼ばわりしてしまい、相手の逆鱗に触れてしまいます。
「僕はガキんちょなんかじゃない
柳生九兵衛だ」
「きゅ…九ちゃん!?」
幼馴染、運命の再会。
図らずも月九的なシチュエーション。
もうこの状況だけで、既に近藤さん敗北の気配。勝負してもいないのにな。

カコーン(ししおどしの音)
万事屋3人衆はバイトで料亭の屋根修理中。
バイトしがてら新八の悩み相談。
姉の様子がおかしいと言う新八に、銀さんがとびっきりのアドバイス。
「そういう時はなァ黙って赤飯たいてやれ
そうよね。おめでたいことは皆でお祝いしなくっちゃ。
(身内にそんなん祝われたら、いたたまれないですよ?)
そのアドバイスに新八逆上。
「やめてくんない!!しばき回しますよ!!認めねーもん僕!」
そんな新八に銀さんはダメ押し。
「そういう時、弟はもう黙って赤飯製造マシーンになるしかねーだろ
泣きながら赤飯製造マシーンだよ お前」
機械になって心を凍らせてしまえば、悲しくなんかないんだよ。
目から何か流れてる?これはただの水さ。涙なんかじゃないさ。
その話を聞いた神楽ちゃん。
「私も大人になれば赤飯食べれるアルか!?」
……………。
なんとリアクションしていいのか、分からん。
この子は、耳年増なくせに肝心なところは分かってないんだな…
銀さんも特に説明はせず、
「お前は泣きながら豆パンでも食ってろクソガキ」
と。
まだまだ子供のままでいてくれという父心が垣間見れる返事ですね。

そんな案配で万事屋が戯れている真下を近藤さんが歩いていきます。
なんと今日この料亭が近藤さんの見合い会場だったのです!
さすがに浮かない表情の近藤さんを、とっつぁんはトークで盛り上げます。
「見合い写真なんざ アテにはならんぜ近藤
これもちょっとゴリラっぽく写ってるがな、実際はただの彫りの深い美人だ」
かしこまってゴリラっぽくなっちゃったんだな〜コレ」
なるほど。
筋は通っていますな。整然とした理論です。
ただ…
身体中 毛だらけになるかしこまり方って何!?」
うん、そうなんだよね。
あり得ないってことを除けば、実に理に適った意見なんだよね。(根本がダメなんじゃないの!)

まあ、そんな細かいことは置いといて(いや、大きな問題ですよコレ)「大体お前が思っているより3倍美人と思って間違いねェ」ととっつぁんは言い切ります。
おやおや、これは期待大ですよ、近藤さん。
そして見合いの席には…
思ったより3倍デカイゴリラが!!!
とっつぁん嘘ツカナ〜イ。
近藤さんもビックリ。

そして3倍デカイゴリラとマンツーで対峙する羽目になった近藤さん。
必死に話しかけます。
「バブルス姫はなにかご趣味とかは?」
「ウホ」
「…ああアレね〜
いいっスよね アレ。
シュバァァみたいなドシュバァァァみたいな。(刀で斬った擬音で勇ましさを表現)
でもアレあんまやり過ぎると肩痛めるねアレ(博識で高感度アップ)
痛めないっけ?
違うな…
炒めるんだっけ?(過ちをすぐ訂正する素直さをアピール)
野菜を?」(さりげなく料理好きを匂わせる)
近藤さんったら、会話上手ぅ。
まあ、言葉通じてないですけどね。
そんな具合で、ご機嫌か不機嫌かもわからないゴリラを前に、緊張のあまり便意を催す近藤さん。
トイレに行こうとしますが、何故かその後ろを王女も付いてくる。
適当に言った「ウホッ」という言葉が、(ちょっと庭でも散歩しにいかないか?)という意味だったようです。
勘でしゃべった言葉が、ちゃんと意味が通る文章になっているなんて!
近藤さん、猩猩語の才能あるんじゃないですか!?
素晴らしい。
きっと少し勉強すれば、ネイティブの如くスラスラと猩猩語がしゃべれますよ。
これなら猩猩星に住むことになっても安心ですね。

一方、お妙さんは九ちゃんに口説かれている真っ最中。
と言いますか…だっ抱きつかれておるじゃないですか!!
ポッと出の新キャラが何さらしとんじゃーーーー!
お妙さんはそんな軽い女じゃないんだ!即刻離れたまえ!

そして近藤さんサイドは…
屋根から落ちてきた瓦がバブルス王女にヒット!
屋根の上からは銀さんと神楽ちゃんが顔を出す。
「あっゴリラが2匹」
最悪の展開だー!
しかもブリとかいっちゃったー。
最悪の2乗だー!
その上お妙さんの唇が奪われたー。
最悪の3乗だー!

不幸が雨アラレのように近藤さんに降り注ぐ!
嗚呼、近藤さんの明日はどっちに…!?

第109訓 華より団子
団子をむさぼりつつ、店の主人と語る銀さん。
目が死んでるよ、銀さん。好きな甘いもの食べるときくらいは嬉しそうな顔したらいいのに。
「相変わらずシケた店だなオヤジ」
「相変わらずシケたツラしてるね旦那 ヘヘッ」
と、軽いジャブを交し合う店主と銀さん。
更に「今時団子だけってアンタ…」「そんな木刀腰にさして今時…侍って」とお互いにアナログ派であることを確認しあいます。
そんなことを言い合いながら、向かいにある甘味処『餡泥雌堕』の店員のパンツを、二人揃ってのぞき見る。どんだけ気が合ってるんだ、アンタ達は。
っつか、普通にしててもパンツが見えちゃうって、どんだけ短い着物着てんだよ。
普通の飲食店なのに、そんな制服許されると思ってるんですか。
風俗店じゃあるまいし。
でもあの制服かわいいな。
ミニの着物にニーソックスだよ!?
むちゃくちゃかわいいっつの。
いいのう。若いおなごのムチムチした太ももを見放題ですよ。
パンツ見えなくても充分目の保養になりますよ。
いや〜たまりまへんなあ。(オヤジか、お前は)

対するだんご屋『魂平糖』にだって看板娘はおりますとも。
それも、ただの看板娘ではなく岩盤娘ですよ!?
丈夫な子だって産みますよ!?
今日は出血大サービスでパンツだって見せちゃいますよ?
如何ですか銀さーん。
「見たくねーんだよ、んなモン」
酷いわ…!
貴方を思い、全てをさらけ出した私を、そんなにも冷たく突き放すなんて…!!
互いの全てを知れば愛は深まると、ものの本に書いてあったのに…あれは嘘だったの?
嗚呼、貴方の冷たさに私の心は凍りついてしまいそう…
なんてことは岩盤娘さんは思いもしません。
それどころか、冷たい銀さんに笑顔で団子のサービスをしてくれます。
ああ、なんと心の強い女性なのでしょうか。
しかし銀さんは岩盤さんの語尾に付いたハートマークにドッ引いて、「帰るわ」とか言い出す始末。

そんな「魂平糖」に、もう一人お客が。
注文を聞く岩盤さんに「団子 しかないんでしょ、どうせ」と嫌味たっぷりな客。
なんだかこの客の頭、マヨネーズを搾り出したように見える。
この髪型なら、甘味処よりマヨネーズ振興協会の会長でもやった方がいいんじゃないの?
そして土方とライバル関係になればいい。

それはともかく、この嫌味な『餡泥雌堕』の店主に、魂平糖のオヤジさんは「ヘヘッ」と卑屈な笑いを浮かべ応対。
銀さんに対して「ヘヘッ」と言っているときは、飄々としたオヤジさんだな、と思っていたのに、 相手が変わるとこうも言葉の印象が変わるものかな?
と思ったけれども、卑屈な物言いをしていながら、大チェーン店の店主に一歩も引かないオヤジさん。
一見卑屈げな愛想笑いの奥に、頑固な職人魂がのぞいてます。

そんなオヤジさんの頑固な態度に、マヨネーズ頭はカチンときたのか、勝負を申し出ます。
勝ち目のない勝負をつきつけられ、「ここらが潮時かね」と寂しげな表情。
それでも笑いを浮かべるオヤジさん。
なんとも切ない顔をしてらっしゃいます。

そして勝負当日。
長蛇の列を作る『餡泥雌堕』に対し、『魂平糖』には一人の客もいません。
惨めな展開に、顔を曇らせる『魂平糖』の親子。
しかしそこに3人の狼が現れる!
彼らは脇目も振らず、まっすぐに『魂平糖』に向かい歩いていく。
さながら7人の侍の如し。
そして、『魂平糖』のオヤジさんに、タダかどうか念を押す銀さん。

ここで試合開始。
『餡泥雌堕』には客が殺到。
一方の『魂平糖』には…たった3人の客しかいないが、しかーーーし!彼らは狂ったように団子を むさぼり食う!
飢えだァァァ!!彼等は甘味を味わいになど来ていない!ただ飢えを満たしに来ただけだ!!
彼らにとって、これはただの試合ではなかったのだ!
生きるか死ぬかを賭けた死合!!まさに命のやりとりに来ていたのだッ!!!
命を賭けた『魂平糖』の猛者たちに対し、『餡泥雌堕』には甘味を味わうなどという浮わっついた連中ばかり。
遊びの連中が何人、束になったところで、命を燃やす侍に勝てるはずも無い!

というわけで、試合は互角の展開に。
想像もしていなかった助太刀の登場に、涙ぐむオヤジさん。
更に、『餡泥雌堕』で食いっぱぐれた客が『魂平糖』に流れてきた!
これで流れは完全に『魂平糖』だ!
…と思いきや。
坂田家の食卓に入ってくんじゃねェェェ!!
新参者に礼儀と言う名の回し蹴りをおみまいだァ!!
しかも
「ここはウチの食卓だァァァァ!!」
ここは、さながら坂田家のガーデンパーティー。坂田家に縁のない者が入ってきたら、不法侵入で訴えますよ?
そして神楽ちゃんは
「銀ちゃああん!!ご飯とも合うヨ コレェェェ!!」
おいしい食べあわせ発見しちゃった!?
ご飯を口に含み、そのもっちりとした食感を味わいつつ、団子を食べ更なるもちもち食感を得る。
もちもち2乗で、奇跡の食感。これぞ究極にして至高のもちもち。
って、そんなにもちもちしてたら腹にたまって、量食べられないよ!?
失敗だよ!その作戦失敗だよ神楽ちゃん!
しかし神楽ちゃんは
「白米食べないと、ご飯食べた気がしないネ 欧米食なんかクソ食らえじゃ!」
OH!ボクの国の食べ物、馬鹿にするなんて許せまセーン。
こっちだって日本食とかヘドが出るほど嫌いデース。

勝負一切無視の銀さん神楽ちゃんのボケ役2人。
ここはもはや、ツッコミである新八に頼るしかない!
さあ、新八よ!今こそ、このボケ芸人たちにツッコミを!
「炭水化物と炭水化物を一緒にとっちゃダメだって言ったでしょーが!!」
お母さんの説教か!
ツッコミの方向性間違っちゃってるよ。
更に団子をタッパーに詰めていく新八。もはや完全に主婦です。それも貧乏くさい主婦だ。
子供に、お母さんみっともないから止めてよ、って嫌がられるぞ。
「食べるときにチンすればあとで食べられるでしょーが」
とか、お前何人子供生んだ主婦なんだ!って聞きたくなるくらい所帯じみてるよ。

そんなわけでボケにボケを被せてくる万事屋に押され気味な『餡泥雌堕』。
ここでマヨネーズ頭が一計講じます。
力士を呼んで一気に引き離すぞ作戦。
オイオイ。格下の相手を倒すのに、そんな反則スレスレの作戦使っちゃって。必死だな『餡泥雌堕』。
『餡泥雌堕』の策により、大差をつけられる『魂平糖』。
銀さんも新八も、もう食べられない状態。
しかし、勝負はまだ終わってはいない!
ここからが本番だ!
カモーン 前菜の時間はおしまいだヨ
神楽vs団子 FIGHT!
フィールドに立つのは一人だけど、でも一人で戦ってるわけじゃない。
団子を外してくれる新八。そして絶妙のコントロールで投げてくれる銀ちゃん。
この二人がいるから、私は戦える!
万事屋の絆の力で団子を粉砕していく神楽ちゃん。
友情パワーがあれば、どんな敵にも負けないぜ!

友情パワーで驚異の追い上げを見せる万事屋。
しかも、神楽ちゃん
「ご飯を食べている!?
なんと!!団子の合間にご飯を!!
ご飯をおいしく食べること、それだけが大事。
「欧米流なんてクソくらえじゃ!!」
2回もボクの国の食べ物、馬鹿にしましたね?
それ以上失礼なこと言ったらシリの毛まで抜かれるような賠償金を払わせマース。

そんなわけで、団子とご飯の極上コラボを奏でていた神楽ちゃんでしたが、この技には致命的な 欠点が!
それは…
ご飯食べている間は団子から目を離してしまうということ!
おかげで神楽ちゃんの目に団子がヒット!
「目が〜〜目が〜〜…」
というわけで神楽ちゃん、戦線離脱。

これでは『餡泥雌堕』の圧勝か?
しかし力士たちも限界です。
どうする!?どうする!?

ここで主人公が立ち上がる。
神楽ちゃんを病院に連れて行くよう新八に指示し、そして我等が主人公銀さんは一人戦う覚悟を決めたのだ!
「あとはこの糖分王に任せな」
こうして、ひとつながりのブドウ糖を求める冒険が始まる!

そんなこんなで勝負もいよいよ佳境に入ります。
ここで遂に力士が『餡泥雌堕』の団子の味に飽きてしまいます。
ここでオヤジさん
「世界にある千の味をつくるのがアンタなら、団子しかしらねエ俺は 団子で千の世界をつくるしかないだろ」
おお、これぞ職人!
そしてオヤジさん、銀さんに問います。
「アンタ ウチに千回も来たか
さすがに飽きたかね」
銀さんは飽きてはいないと答えます。が
「胃袋もなんも みっちりで入れる袋がねェ」
「金玉袋にでも入れな」
オイ。
結論。銀さんが男でよかったね。女だったら、入れる袋が無かったもんね!(そんな結論!?)

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