銀魂感想 語りすぎなんじゃないのコレェェ



第125訓 かもしれない運転でいけ
会議に勤しむ攘夷の皆さん。
議題は幕府の動向…ではなくて『夏のそなた』。
皆のやる気のなさにキレた桂。
会議を飛び出し向かった先は…BUTAYA。
「すいません『夏のそなた』ってビデオ もう出てますか?」
皆の話題に加わりたかったのか。
さびしんぼうめ。

で、いざレンタルビデオ屋に来たはいいけれど、レンタルの仕組みをわかっていない桂。
世に疎いところが、いかにも桂らしい。
「会員?」
と聞かれ、
「会員じゃない。桂だ」
……アンタ脊髄反射で返事するのやめなさいよ。
なんでもかんでも「桂だ」って答えりゃいいってもんじゃないですよ。
とにかく、まずビデオを借りるには会員にならねばならず、会員になるには身分証が必要。
指名手配犯には酷な要求です。
「学生証とか あっお兄ちゃん運転免許とかもってないの?」
「運転免許?」

というわけで自動車教習所へ。
そこには、ヘラッヘラした銀さんが免許を取り直しに来ていました。
そうか。人撥ねたんだから免停になるよね。
当然の帰結だ。
っつか、何回免停になったんだ。こんな危険人物には免許取らせない方がいいと思うんだがなあ…。
「今度は何やったの?」
と教官に聞かれ「忍者をはねちゃいまして」と答える銀さん。
何このシュールな会話。
しかし教官は驚きもせず
「なんで車より速く走れる忍者をはねれるの?
隕石が地球におちてくる位の確率だよ」
2回忍者を轢いたってことは、2回隕石を引き寄せたのと同等って事?
わあ。みちるさん(村雨くん)もビックリのトラブルメーカー体質ですね!

そんな銀さんに、教官は「かもしれない運転」を心がけるよう進言。
「『忍者が出てくるかもしれない』『あの忍者もしかしたら右折してくるかもしれない』
そういう気構えで運転してれば、なにが起きてもスグ対応できるでしょ?」
「でしょ?」ってアンタ、忍者と併走する機会なんか滅多にないですよ?
というか、忍者は車道を走っていいの?
忍者って自動車扱いなの?歩行者扱いなの?どっち?

とにかく銀さんに足りないのは注意力なので、他の人の運転を見て注意力を養う事に。
そう言われ、教習車に乗り込むと
どうも宇宙キャプテン カツーラです
よろしくお願いします」
こんなところに宇宙キャプテンがいるなんて!
感激のあまりカツーラを車外に蹴り飛ばす銀さん。
ヒドッ!!
突然の暴力事件にも動じない教官。
「『もしかしたら合同教習の相手が宇宙キャプテンかもしれない』
そーいう気構えでいかないとダメ」
ほとんど予知能力じゃないか!
一般人には習得不可能だろ「かもしれない運転」!
銀さんも銀さんで、
「あっスイマセン
ちょっとビックリしちゃったんで」
って、さっきの、ビックリしたときのリアクションか!?
ビックリしたら何してもいいとでも思ってんの!?やり過ぎ!

で、車外に放り出されたカツーラに、教官は
「早くカツーラさん車に乗って」
心配してやれよ!
みんな酷いよ!!カツーラかわいそうじゃない!
更に周囲確認していると
「もしかしたら確認作業中に車が急発進するかもしれない」
「もしかしたら車がバックしてくるかもしれない」
……はい。乗車数分で2回も人を轢きましたー。
もうホント、銀さんには免許与えない方がいいと思うんだ。
つーか、逮捕した方がいいと思うんだ。
コレ殺人未遂っていうんじゃないの!?
暴行に継ぐ暴行に耐えかね、銀さんに抗議するカツーラ。
「真面目に免許をとりに来てるんだぞォ!!」
というカツーラの言葉に教官が補足。
「カツーラさんはねビデオ屋の会員になりたくて免許をとりにきたんだよ
理由なんてどうだっていいじゃない!真剣にやったと言う、その事実が一番大事なんじゃなくって!?

というわけで、仲の悪い2人が合同教習。
車内に満ちる気まずい空気。
初めて車のハンドルを握ったカツーラ。
超前傾姿勢で言います。
「もしかして…俺は緊張しているのかもしれない」
「どんな かもしれない運転!?
つーか、かもしれなくねーんだよ 完全に緊張してんだろーが!」
銀さん、そういう場合はウィットの効いたジョークで和ませてあげるのが、真の紳士よ。

で、緊張したカツーラ、スピードを上げる。
危険危険!
というわけでブレーキを踏もうとする銀さん。
しかしその足をガッと掴むカツーラ。
「もしかしたら…
スピードを50キロ以下に落とすと爆発する爆弾を どこかのテロリストがしかけているかもしれない!」
キアヌ・リーブス気取りか!
つか、眼帯エリザベス柄!?
お前はどれだけエリザベスを愛しているんだ!!

更に、S字カーブに差し掛かれば、おかまいなしに直進直進ー!!
そしてカツーラの会心の語りが始まる。
「もしかしてS字のSの部分に…」

親父さんとお嫁さんの食事風景。
食卓の話題は嫁いで行った娘の事。
寂しさを強がりで誤魔化す親父さんに、嫁である松子は言う。
「アラ、娘なら まだここにいるじゃないですか お父様」
死んだ夫に操を立てる松子に、親父さんはいい人を見つけたらどうだ、と言うが松子は決して出て行かなかった。
そんなある日、親父さんは聞いてしまう。
松子が男に口説かれているのを。
しかし松子は男を拒む。
「私にはお父さんがいますから。
血はつながってないけど、お父さんなんです私の…」
物陰からその言葉を聞き、涙をぬぐう………モ、モグラ?

「――というモグラ達があのS字の下にいるかもしれな…」
桂さんは一体何の病気にかかってるんだろう?
免許取る前に脳波採ったほうがいいんじゃないの?

そして踏み切りに差し掛かると、再び「かもしれない運転」。
電車が来るかもしれない、踏み切りが下りてくるかもしれない。
そう思いながら停車していると
「……える
きこえる
きこえるぞ電車の来る音が!!

カツーラ…。これは幻聴かもしれない、そう考えるところから始めよう。
「きこえねーよ」
という銀さんのツッコミを受けても、尚カツーラは
「いや きこえる!!
踏み切りが下りる音も!!」
と言い張ります。いや、言い張っているなら、まだ救いもあるのですが…
はっきりときこえる!!
この人、本気だよ…本気で幻聴聞こえちゃってるよ…
そりゃ銀さんも
「オイ ヤベーよコイツ
誰か医者呼んでくれ!!」
とも言うわな。
更にですよ、更にカツーラさん幻覚まで見え始めます。
「あ…あれは…
お父様ァァァァ!!
叫ぶなり、ドアを蹴り開けお父様(幻覚)を助けるため走り出すカツーラ。
(今なら まだ間に合うかもしれない)
この期に及んで、かもしれないを使用する、その律儀さは立派です。

銀さんはと言うと、もはやツッコむことを諦めた様子。
というか、関わりたくないんだろうな…
車内から見守る銀さんの前で、カツーラは三角コーンにスライディング。
そして三角コーンを抱き上げ説得。
しかも裏声でお父様役を演じ始めるカツーラ。
…………………誰か…誰か桂を正気に戻してやって下さい。(涙涙涙)
更にカツーラ、 「それは違うわ お父様(裏声B)
と松子役まで!!!
ここでいたたまれなくなったのか、銀さんが教習車でカツーラを轢きます。
本日3回目の人身事故です。
でも、これは優しさだよね。
あれ以上カツーラを放置していたら、どこに行っていたかわからないもの。
この衝撃でカツーラが、少しでもまともになってくれているといいんだけど…(遠い目)

というわけで結論、
「かもしれない運転は もうしない方がいいかもしれない」
「そうかもしれない」
尊い犠牲によって、彼らは一つ賢くなったのだった。

後日、なんとか「夏のそなた」を見ることが出来た桂。
これで皆の話題に入れるぞ。
しかし時代は常に動いているのだ。
「夏のそなた」はもはや過去のもの。今は「チャングムの痴態」。
というわけで、またしても話題に入れなかった桂。
逆ギレして向かった先はBUTAYA。
「すいませーん『チャングムの裸体』っておいてありますか」
裸体…ま、まあいいや…
で、身分証明を求められた桂、取り出だしましたるは手配書の写真。
「じゃっこれで頼む」
桂………………。
…………………………桂がまともになる道は、まだまだ遠いようです…。

第124訓 ジャンプの次号予告は当てにならない
侍が犬だとすれば 忍は猫か
そう独白しながら夜の街を駆ける服部。
月を背にビルからビルへと飛び移る姿はとってもクール!……手に持ってるのがピザじゃなければね。

忍の技をピザの宅配に無駄遣いしている服部。
「時間ジャスト」
デスノートに狂いなし。
と華麗に着地を決めようとした服部の尻に―――ドムン
バイク直撃。
痔ろうクラッシュ。
しかし轢いた張本人は
「んだよ、またかよ
なんだ このバイクは?人を引き寄せるのか?」
フェロモン付きバイク?
このバイクに乗っていれば女の子にモッテモテ?
と言いますか謝りなさいよォォ!!
人を轢いたのに平常心って、どれだけ悟り開いちゃってるの!?
事故を起こして「タイムマシーンを探せ」と言っていた頃のピュアな銀さんはどこへ?

そんな銀さんに抗議する服部
「何ィ お前は俺の肛門に恨みでもあんのか!!
「違うんだよ
バイクがお前の肛門に吸い込まれるようにさ
「人のケツを立体駐車場みたいに言うな!」
んまあ、お上手ね。

それはともかく時間がナイ!
抗議もそこそこに走り出す服部。
なんとか時間内に間に合った様子。
「宅配ピザニンニンでーす」
と叫ぶと、中から出てきたのは幼い少女。
どうやら、やんごとなきご身分の少女らしいです。
その少女にピザを渡そうとしますが、アーラ不思議、服部が持っていたのはピザじゃなくてジャンプでした。
しかし少女は「構わん」とジャンプを受け取ります。
代金も払ってくれます。
更に占いまでしてくれました。
親切!

少女を呼び止めようとする服部。
そこにドムッ
「俺のジャンプを返せ」
銀さんバイク尻に直撃。
弱っている部分を重点的に攻撃とは…!
アグレッシブ!

しかも銀さんピザを届けに来てくれてますよ。
わあ、やっさしーい。
ま、食べてますけどね。
「違うんだよ
ピザが勝手に俺の口に吸い込まれるようにさ
銀さんの口からもフェロモンが出てるようですね。
ピザ以外のものも吸い寄せちゃってるんじゃないの?妙齢の女性なんかも吸い寄せちゃってるんじゃないの?
んもう、困ったお口だこと。

ロクでもない侍に出会ってしまった服部。
侍なんてものは、普段キレイ事言ってる分、ヤな奴に会ったときの印象は最悪だ。
こういうのを忍の世界では『ジャイアン映画版なんかいい人に見える原理』と呼ぶそうです。 そんなどうでもいい知識を披露しつつ、トイレで情報交換をする服部。
どうやら少女の屋敷に行ったのは、ピザを届けるためではなく誘拐の下調べだったようです。
ターゲットは先ほど会った少女。
その正体は天眼通の阿国。
堀右門の逮捕さえも予言する神童巫女。
堕ちたねェお庭番も、と愚痴る服部に、トイレの下から差し入れ。
「そいつは前金だ」
手に取るとそれは……
ボラギノールだーーっ!!
金じゃねぇェェェ!!
しかも中入ってねェェェ!!
その上頼んだヤツと違ェェェ!!
この仕事、蹴った方がいいですよ服部さん…

忍って奴にもロクな奴はいねェと服部。 これを忍びの世界では『やっぱ戻ってるよジャイアンでも俺はあの時のお前を忘れない現象』というそうです。
またしてもどうでもいい知識を披露しつつ、屋敷に忍び込む服部。
「来ると思っておったぞ」
と言う阿国ちゃん。
服部は、そんな阿国ちゃんにジャンプとピザをプレゼント。
ジャンプを見ながら阿国ちゃん
「何事も見通す天眼通を持つわしがジャンプの先の展開だけは全くよめんのじゃ」
ジャンプは超能力さえも超越したスーパー雑誌なのだ!
更に阿国ちゃん、
「よめんの〜
メゾン・ド・ペンギンは打ち切りになるのかえ生き残るのかえ」
かつて、そう言われていたのは銀魂だったのに…
不思議だね、ほんの数年前のことなのに遠い昔のことのようだよ。
銀魂と出会ってからの時間は夢のようで、あっという間に過ぎ去ってしまうから…。

で、次回には少女漫画を所望する阿国ちゃん。
次に来る時はさらいに来る時だ、という服部の言葉には何も答えない阿国ちゃん。
黙って服部を見つめるだけ。
その目には何が見えているのか。
とにかく、さらう云々は置いておき、次回は少女漫画をと念を押す阿国ちゃん。
「最近の少女漫画は過激だとかで、ばあや達がジャンプしか見せてくれんのじゃ」
少女漫画もCEROに審査してもらったらどうなんですかね?

阿国ちゃんに
「逃げねーのか?」
と問う服部。
阿国ちゃんは遠くを見つめ、
「どこへ行こうとも わしには同じ未来しか待ってはおらんのじゃ
こんな眼 なかったらよかったのにのう」
そう呟く阿国ちゃん。服部はその言葉を、ただ黙って聞く。

それでも阿国ちゃんを救おうとはしない。
そんな自分をロクなもんじゃねェと思う服部。
次々と屋敷の者を眠らせ、阿国ちゃんの元へ。
阿国ちゃんは祭壇の前で震えていました。
震えながらも、
「どこへでも連れていくがよい
覚悟はできておる」
と気丈な阿国ちゃん。
そんな阿国ちゃんに、ききたいことがあると言う服部。
乗り込んできた才蔵側の忍を捕獲し、聞きます。
「――俺がアイツら裏切って、お前についたとしたら 勝算はどれ位あるんだ?」
ぜ…ぜ…ぜ…全蔵ォォォッ!!
お前カッコいいな!サイコーだよアンタ!
服部の問いに阿国ちゃんは
「お前…死ぬぞ」
と青ざめます。
すると服部、不敵に笑い
「…いいねェ
やっぱりこっちの方が暴れがいがありそうだ」
ホント、カッコいいなアンタ!!
それにしても、窮地になればなるほど燃えるなんて、とんだM野郎ですね。
さっちゃんといい服部といい、忍者総M化計画でも発動したんでしょうか?

そんなわけで才蔵と対峙する服部。
「悪いな才蔵
猫は気まぐれな生きモンだ」
「全蔵 お前は猫なんかじゃない
化け猫だァァァ!!」
と才蔵側の忍が一気に襲い掛かる。

果たして最後まで立っていたのは服部1人。
しかしその胸には3本ものクナイが刺さっていました。
泣きながら服部に駆け寄る阿国ちゃん。
「バカバカ!
もうしゃべるな!」
と服部を叩く姿は、まるで恋人のよう。
え?服部ったらMな上にロリコン疑惑まで?
泣きじゃくる阿国ちゃんに、
「ホントすまねェ」
と胸を開ける服部。
なんと胸に隠し持っていたりぼんによって、命拾いしていたのだ!
情けは人のためならずだね。
服部の無事を知り、服部に抱きつく阿国ちゃん。
ロリコン疑惑が確信に変わりました。

というわけで、忍は猫。
汚ねーマネも平気でするが他人にゃわからねェこだわりがあるのも確かだ
とカッコよく独白していると、服部の尻に吸い寄せられるように銀さんバイクが!
ハイ人身事故発生。
服部は月に向かって飛んでいきましたとさ。

第123訓 女の一番の化粧は笑顔
倒れたままの九ちゃん。
その胸に、銀さんの言葉が重く響きます。
そんな九ちゃんを見つめるお妙さん。
九ちゃんはお妙さんに、淡々と語り始めます。
「…あの男の言う通りだ
僕はみんなしっていた」
お妙さんの気持ちも、敏木斎様や父上の気持ちも、そして九ちゃんの中にある弱さも。
そして涙を流す九ちゃん。その顔は紛れもなく少女の顔でした。
「妙ちゃんみたいに…
強くて優しい女の子になりたかった」
そう言う九ちゃんに、お妙さんも泣きながら
「九ちゃんは…九ちゃんよ
男も女も関係ない
私の大切な親友」
そうして、二人は抱き合って泣きじゃくるのでした。

……結局九ちゃんのお妙さんに対する感情は、恋愛感情ではなかったのですね。
憧れを恋愛と取り違えちゃってただけなんですね。
特殊な環境で育ったせいで、感情が混線しちゃったってところでしょうか?
変な育て方をした父上とおじい様が悪い!
…と言いたいところですが、彼等も九ちゃんのためを思ってしたことですし…
誰が悪いのでもないんですよね。
銀さんの言うとおり「みんなが自分の護りたいものを護ろうとした、それだけだ」ってことなんでしょう。
みんな誰かのために行動したのに、最後には泣くしかないなんて、悲しい話…。

ハイ、気分を変えて後日談。
キャバクラすまいるに真選組の美形副長がやってきたよ。
しかし顔面を包帯で覆われ、もはや美形なのかどうかも判別つかない姿。
変わり果ててしまった土方を、キャバクラ嬢たちは罵倒し、物を投げつけてきます。
見た目が変わっただけで、この仕打ち。
この冷たい仕打ちに無表情に耐えていた土方に、黒服さんが言います。
「土方さん 御指名は?」
この時、土方は「本当のアタイをわかってくれるのは、アンタだけだよォ」
と、心で泣いていたそうです。

そんなこんなで、再びお妙さんを指名する土方。
そしてミイラ男の分際で、煙草に火をつけます。顔面を可燃物で覆っているのに、火気をくわえる心意気!
燃えるように熱い男であることを周囲にアッピール。これで今一度キャバクラ嬢の心を掴もうって寸法ですな?(違います)

一方、接待側のお妙さんは、すっかり沈み込んでいます。
そんなお妙さんに土方は言います。
「今…お前の言う半端な優しさでも救えるものがあるとしたら
お前どうする?」

ところ変わって披露宴会場。
スポットライトを浴びて登場したのは…近藤さんとゴリラ!!
そうだったー!
そういう話もあったんだったー!!
何気に、お妙さんより近藤さんの方がよっぽど危機的状況だったんじゃないの!?

そんな危機的状況を見た新八君、
「銀さん、人間一体どう転ぶとあんなことになるんですか?」
「見合いで脱糞してワントラップいれると ああなるんだよ」
良い子のみんなは、お見合いの前には必ずおトイレに行こうね!ゴリラお兄さんとのヤクソクだよ!
というわけで、近藤さんは良い子のみんなのために、我が身を犠牲にしてゴリラと結婚しないためのノウハウを教えてくれたんですね。
ただ、まあ普通に生きていれば、ゴリラと見合いする事ないからなぁ…
近藤さんの身を張った教訓、活かすチャンスがないんだよなぁ…(人はそれを無駄と言う)

そんなやりとりを聞いた沖田
「笑い事じゃないですぜ」
すると銀さん。
「いや笑ってねーよ
つーか笑えねーよ
他人の結婚式で泣きそうになったのは初めてだ」
つまり、涙涙の結婚式を挙げたければ、ゴリラと結婚すればいいわけか!
さすれば両親への手紙等の演出ナシで、ご列席の皆様方の涙を軽ーく頂戴できるってワケですか!
感動の結婚式を挙げたい人は、是非お試しあれ。

で、結婚式を壊してくれと頼む沖田。
しかし銀さん
「ブチ壊すって沖田君
最初からこの披露宴 壊れてるだろ ゴリラだらけだもの
最初から壊れてるもんを壊すなんて さすがの俺にもできねーよ ゴリラだらけだもの」
人間とゴリラ、異種族格闘技なんて出来ません。大山倍達じゃあるまいし。
そんな銀さんを近藤さん、トランシーバーで責め立てます。
「御馳走 食わせるために呼んだんじゃねーんだぞ!!どーぞ」
でもさ…
「御馳走って お前コレ バナナしかねーじゃねーか!」
半世紀前なら、そりゃあバナナも御馳走でしたさ!病気にでもならないと、バナナなんて高級品食べられなかった時代もあったさ!
でも今はそういう時代じゃないじゃん。
バナナは御馳走じゃないじゃん。
今日びバナナって言ったら「バナナはおやつに入るんですか?」じゃん。
遠足のおやつじゃん。
結婚披露宴は遠足か?違うだろ。
場違いなんだよ披露宴でバナナなんて!
しかし神楽ちゃんは
「このバナナはドコ産だと聞いているアル どーぞ」
とバナナを気に入った様子。
まあ、神楽ちゃんにとっては近藤さんの結婚なんて遠足と同レベルの価値しかないイベントですから。バナナで充分ってことなんでしょう。

一向に助けてくれる気配のない万事屋に苛立つ近藤さん。
そこに銀さん、
「オイ ションベンしてーんだけど便所どこ?どーぞ」
これじゃあ、さすがの近藤さんも怒りますよ。しかも
「旦那 俺が案内しやす こちらへどーぞ」
とスッカリ近藤さん蚊帳の外で会話が成立。
トランシーバー意味ねー!
いや違うのよ。みんな近藤さんの声が聞きたいのよ。近藤さんの事が大好きなのよ。
ええ、決しておちょくってなんかいませんとも。ええ。

この仕打ちに、完全に希望を失った近藤さん。
天を仰ぎ
(ダメだァァァコイツらァァァ全然やる気ねェェ!!
どーぞ)
と宇宙のどこかにいるヒーローに助けを求めはじめます。

そんな中、式は夫婦初めての共同作業に。
そして出てきたのは、べべベベベベベベッド!?
え?ベッドで何をするっていうの!?
日並、子供だからわかんな〜い。
なんか知らんけどケーキ入刀の代わりにバナナ入刀するらしいよ。
バナナって何の事だろうね?
子供だからわかんな〜い。

しかし、さあ来いとばかりにベッドに寝るバブルス王女の男前なこと。
それでいて頬を染めて女らしさも醸し出して…
何気にいい女なんじゃないの?……ゴリラでなければ

というわけで絶体絶命の近藤さん。
(どこぞのマニアックなビデオかねーんだよ!!
加藤鷹じゃねーんだよ 加藤雀なんだよ俺みたいなもんは!!)
清らかな人たちのためのワンポイントレッスン
加藤 鷹(かとう たか、1962年5月1日 - )
日本で最も有名なAV男優。AV男優業で築いた知名度を生かし、タレント活動や著述活動も積極的に行っている。身長180cm、体重68.0kg
(Wikipediaより転載)
空知…ジャンプは少年誌なんですけど………
じゃなくて、AVって何?
子供だからわっかんな〜い

そんなこんなでゴリラの皆さん、身を乗り出してガン見。
食べるバナナより近藤さんのバナナに、む・ちゅ・う。
って、でも近藤さんのバナナってどういう意味?
子供だからわかんな〜い(さすがにクドイか)

遂に近藤さんは新八に助けを求めます。
が、新八君はバナナをタッパーに詰めるのに、む・ちゅ・う。
つれない新八の態度に、しかし近藤さんは怒りもせず
(どこまで家庭的なんだァァ君は!!)
と好意的ツッコミ。
優しすぎるがゆえに、悲しい人ね近藤さんって…

誰の助けも期待できず、遂に覚悟を決めた近藤さん。
バブルス王女に摘み上げられ、それでも思うのはお妙さんの事。
(…お妙さん
最後に君の笑顔 もう一度見たかった)
そしてバブルス王女の元に吸い込まれるように落ちていく近藤さん。
そこに!
飛び込んでくる薙刀!
薙刀使いといえば……
お妙さん!!!
ヒーローばりの登場だー。
かっこよく現れたヒーローお妙さんに、男性陣は熱狂。
君らはお妙さんのファンか?

お妙さんの登場に力を得た真選組、ゴリラ相手に大立ち回り。
みんなが自分のために戦ってくれている。
そのことに感激した近藤さん、
(お…俺…
みんなの所へ…
帰りたい)
こ…こ…こ…こーのシャイなアンチクショー!
空知!アンタどんだけシャイなの!
あんな感動シーン、本気で描いてたわけじゃないんだからね!ここでギャグに使うために描いてたんだから!全然、感動させようとかしてなかったんだから!
とでも言いたいのか!
ええい、どんだけ手間隙かけた照れ隠しだ!
空知は可愛いなあ!

そんなわけで久方ぶりの般若なお妙さん。
ゴリラに向かって猛ダッシュしながら
「てんめェェェ
何してくれんだァァァァ!!
私の おっ…」
おっ…の続きは?
夫?男?
…そんなこと言うお妙さん、嫌だなあ…

一方その頃、トイレでは沖田と銀さんの所に土方が合流していました。
お妙さんが近藤さんをどう思っているのか。土方は言い切ります。
「ホレてる
嫌よ嫌よも好きのうちって言うだろ
ありゃ間違いなくホレてる」
……君に女心がわかるのかね?

で、実際お妙さんの口から出たのは 「に 何とんでもねーもん見せてくれとるんじゃァァ!!」
だよね!
お妙さんは新八一番だよね!
お妙さんに恋なんてまだ早い。(まだ早いのかよ!もう結構な歳なのに!幾つになったら恋愛解禁なんだよ!)

大混乱の披露宴会場の外では、九ちゃんがご祝儀を持ってきていました。
ご祝儀を渡し、笑顔を浮かべ振り返ります。
「見たかったものも ようやく見れたしな」
やっぱりそこにあったか
君の笑顔は百万ボルト!

というわけで、これにて柳生編完。
やっぱりお妙さんは傍若無人に暴れまわっているのが一番似合いますな。

第122訓 誰もが誰かを想ってる
不意をつかれ転倒する九ちゃん。
その機を逃さず攻め込む新八。
新八の一直線に突きを繰り出す新八。
九ちゃんも咄嗟に刀で対抗。
そして―――
ト・モ・ダ・チ
ETかよ!?

奇跡のET再現に、驚く新八。
その隙を逃さず、刀を蹴り上げる九ちゃん。
そしてガラ空きになった新八の胴を狙う九ちゃん。
しかし、そうはさせじ!
銀さんが跳ね飛ばされた木刀をキャッチ!アーンド リリース!
リリースされた木刀は一直線に九ちゃんの元に。
跳ね飛ばされる木刀。
そしてここでー!
新八の渾身の一撃だ!
いっけー新八ー!!
姉への思いを爆発させろー!

が。
敏木斎様の華麗な投げがヒット。
宙を舞う木刀2本。
それを追う4人。
明日へジャーンプ!
さあ、木刀を掴んだのは……
銀さんと九ちゃんだー!
美形優遇!

さて、刀を掴んだ二人、敵の大将めがけて攻撃を繰り出す!
―――と見せかけて、九ちゃんの狙いは銀さんだった!?
銀さんピンチ!?
…甘いな小僧。
不敵な笑みを浮かべる銀さん。
白夜叉の二つ名は伊達じゃない。小童の策なぞ読めておるわ!
身体を捻り九ちゃんの攻撃をかわす銀さん。
刀の柄で皿を割り、更に九ちゃんの刀を没収。
その刀を新八にパース。
一気に形勢逆転!やほーい!

が、銀さんの背後に迫る敏木斎様。
そのまま子泣きジジイよろしく銀さんに取り付いた!
そして……
え?
おい爺さん…その灯篭、石でできてるんですけど!?
しかも先尖ってるんですけど!?
おい、おい!おいっ!!
ちょ待てやジジイーーーーーーー!!!
ゴガン
やりおったー!
灯篭の尖端部狙ってきやがったー!
やりすぎだジジイーーー!!
灯篭壊れてるじゃないの!
どんだけ全力投球なんだ!!

情け容赦ない攻撃を浴びせ、勝利を確信した敏木斎様。
銀さんの敗因考察を始めるほどの余裕っぷり。
曰く
(最後まであの小僧にこだわったが ぬしの敗因)
しかし、その敗因であるところの眼鏡小僧は、まだ皿を割られてはいないのです。
華麗に着地を決めた敏木斎様。
その後ろにある灯篭。
更にその後ろに…
真・勇者志村新八が!!!!
今度こそ!
いっけー新八ー!!
姉への思いを爆発させろォォー!
ドゴォ
き、きまった…。
決まったァァーーーッ!!
新八はホントやればできる子だなあ!
エライぞ!

そして倒された敏木斎様
「…ゴメン 負けちった」
ってかわいいな!かわいいから許ーす!

そして勝者新八に駆け寄る神楽ちゃんと近藤さん。
「さすが我が義弟!!
真選組を任せられるのは君だけだ!」
喜ぶ近藤さん。
その言葉に沖田は無表情に呟く。
また敵ができたぜィ
新八生命の危機!!
沖田に敵認定されちゃったよ!?
折角かっこよく勝利を収めたのに、明日から沖田にいびられ続ける地獄の日々が始まる!
新八に安息の日など来ないのだ!

そんな中、お妙さんの前に立つ銀さん。
「アイツはしってたはずだ
お前がどんなつもりで自分の左目になろうとしてたか
お前はしってたはずだ
そんなモン背負ってアイツの所へ行ったところで何も解決できねー事くらい
お前らはしってたはずだ
こんな事しても誰も幸せになれねェ事くらい」
キツイなあ…
これ怒られるより、よっぽどキツイですね。
銀さんの厳しい言葉に、沈痛な顔で俯くお妙さん。

というところで以下次回。
来週でいよいよ柳生編終了でしょうかね。

第121訓 普段 眼鏡をかけてる奴が眼鏡を外すとなんかもの足りない パーツが一個足りない気がする
神楽ちゃん、沖田、土方、近藤さん、4人の想いを受け、新銀コンビが柳生の頂に挑む!
襲い来る柳生最高峰の使い手を前に、
「いくぜ ぱっつぁん」
「はい銀さん」
と息もピッタリ。
新八、完全に銀さんの相方の座を手に入れております。
雄たけびを上げ、九ちゃんに挑む新八。
なかなかのいい勝負です。
お妙さんへの想いが、今、新八を強くする!
弟の勇姿にお妙さん感動。
(新ちゃん
いつの間に あんなに強く…)
男の子というものは、時に我々女には想像もできないような急成長をするものなのですよ、お妙さん。
と新八の逞しさに、ニッコリしながらページをめくれば…
って なれるかァァァ
そんな急に!!

そりゃそうだよね☆
気持ち一つで強くなれるんなら、修行なんて要らないじゃないですか。
実力以上の力なんて、そんなホイホイ出てくるわけないっつの。
現実って甘くないのよ?

というわけで、銀さんは新八をかばいつつ戦うことに…。
しかし、お爺様を踏みつけている九ちゃんは、女王の貫禄がありますね。
Sの皇子が沖田なら、Sの女王は九ちゃんだ。
2人が万一結婚したりしたら、地球はサディスティック星の植民地となってしまうことでしょう。
おそろしや、おそろしや。

それでも何とか、九ちゃんの猛攻を防いでいた新八ですが、やはり実力差は埋められず。
力負けして、刀を飛ばされてしまいます。
刀を拾おうと飛び出す新八。
しかし丸腰の新八を見逃すほど柳生は甘くない。
狙われる新八。
間一髪、銀さんのスキルかばう発動。
辛うじて新八は守られます。
が、新八をかばい完全に防戦一方になる銀さん。
(足手まとい
銀さんを…みんなを巻き込んだのは僕なのに
なのに僕は…)
落ち込む新八。
そんな新八に追い討ちをかける九ちゃん。
「君はなんとなくわかっていたんじゃないのか
どんな無茶をしようが 結局最後は誰かが助けにきてくれることを
誰かが何とかしてくれる そう思っていたからこそ勝ち目のない僕に 戦いを挑んできたんじゃないのか」
ぐ…っ言い得ている。言い得ているが……
「妙ちゃんの顔に 何故あんな偽者の笑顔がはりついてしまったか君にわかるか
それは新八君 君が弱かったからだ
君に妙ちゃんの哀しみ苦しみを受け止める強さがなかったから
彼女は自分の弱さを隠そうと あんな仮面をつけてしまったんだ」
いーんだよ!
兄弟って、そーゆーもんなんだよ!!
兄姉は無条件に弟妹を守るものなんだよ!
理由も要らないし見返りも要らないんだよッ!!
「君に妙ちゃんは護れない
護る資格もない
彼女を護れるのは 僕だけだァァァァ!!」
…てっめー結局それただの嫉妬だろ!
いつもお妙さんに守られてる新八が羨ましかっただけだろ!
色々理屈つけて、お妙さんのそばにいるべきなのは自分だって言いたいだけじゃないか!!
あーーー、イライラするなあ!!!

九ちゃんの言葉に、言い返すことも出来ない新八。
そんな新八をかばい続けてきた銀さん、ヨロリと立ち上がり
「しったよーな口をきくんじゃねーよ
テメーに新八の何がわかるってんだ
テメーがコイツを語るな
テメーなんぞに新八を語ってもらいたかねーんだよ

そのとぉーり!
ありがとうございます銀さん。銀さんがハッキリ言ってくれたおかげでイライラが消えました。
ハーすっきりすっきり。
しかし銀さんがここまで怒ってるトコ見るの、はじめてなのでは?
新八は大事にされてるんですねえ。こーの幸せ者!

ここで飛び掛ってきた敏木斎様。
新八は銀さんを守るため、飛び出します。
敏木斎様、飛び込んできた新八を打ち返します。
センター前ヒット。
打球(新八)は真っ直ぐに柳生邸へ。

新八を追う銀さん。しかしその前に敏木斎様が立ちふさがる。
勝利を確信する敏木斎様に、銀さんは言います。
アンタの孫は護りてー護りてー自分の主張ばかりで テメーがいろんな誰かに護られて生きてることにすら気づいちゃいねェよ
そーだそーだ!銀さんの言うとおりだー。
そもそもお妙さんだって、別に護ってくれなんて頼んじゃいないしね。余計なお世話なんだよー!

ここで敏木斎様、銀さんが木刀を持っていないことに気づきます。
木刀は一体どこに?
勿論、新八の手に!
近づいてきた九ちゃんを、新八の刀が一閃!
やったあ!
弟分の頑張りに、銀さんニッコリ。
「…新八 てめーにはよく見えるだろ
護り護られる大事なモンがよ」
新八は半身とも言うべきメガネを取り戻し、メガネチャージ!
「これでよく見える」
完全体新八となって生まれ変わった!
メガネへの想いが、今、新八を強くする!

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