銀魂感想 語りすぎなんじゃないのコレェェ



第130訓 辛いもんばっか食べてっと痔になる
謝罪・今週の感想は土方に辛く当たっています。
ですので、土方ファンの方には最初に謝っておきます。ごめんなさい。

倒れたミツバ殿を屋敷に運び込んだ一同。
一息ついて何故あの場にいたのか問答する事に。
山崎「それより旦那 アンタなんでミツバさんと?」
銀さん「…なりゆき」
面倒くさい事情説明は、まるっと説明放棄。
ズルイ男(ひと)。あなたはいつもそうやって逃げるのね…
銀さん「そーゆうお前は どうしてアフロ?」
山崎「なりゆきです」
銀さん「どんななりゆき?」
まぁしかし、なりゆきとしか言いようがないのも、また事実。
それにしても爆発ヘアーは2・3コマで元に戻るもんじゃなかったのか?山崎の髪だけ特別仕様なんだろうか?そんなスペシャルいらねー。
そして銀さん
「…そちらさんは なりゆきってカンジじゃなさそーだな」
と土方に声をかけます。
「てめーにゃ関係ねェ」
これじゃ何かあったと明言しているも同然ですよ!
そりゃ銀さんもからかいますよ。
「すいませーん
男と女の関係に他人が首つっこむなんて野暮ですた〜」(ですた!?ネラーかよ!)
そりゃ山崎もおちょくりたくもなりますよ。
「ダメですよ旦那〜
ああ見えて副長 純情(ウブ)なんだから〜」
この多重攻撃にアッサリキレる土方。
耐性低いなー。
最近の子は我慢が足りないよ、まったく。

そこにミツバ殿の許婚が入ってきます。
真選組の制服を見て、沖田の友人かと言う許婚。
そこに沖田が来て
「友達なんかじゃねーですよ」
と全否定。
で、話しかけてくる許婚を丸無視して、土方にガンたれる沖田。
「どのツラさげて姉上に会いにこれたんでィ」
沖田さん…目が大分イッてらっしゃいますよ?
ここで山崎がフォローに入ろうとしますが、土方に足蹴にされます。
ちょっとちょっと土方さん!山崎は、アナタをフォローしようとしたんですよ!?それを蹴り飛ばすとは何事ですか!しかも鼻血が出るほど蹴り飛ばすなんて…
ヒドイ男(ひと)…

こうして山崎を黙らせて帰る際、ミツバ殿と土方の目が合います。
そして過去話挿入。

暑い夏の日、畳の上でうだっている沖田。
「けいこの時間よ」
とミツバ殿が呼んでも動かない。
いつもなら喜び勇んで道場に行くのに…と疑問に思うミツバ殿。
そんなミツバ殿に沖田は背を向けたまま、
「…ムカつく奴がいるんです」
口を尖らせて
「アイツが来てから 近藤さんもあんまりかまってくれないし
もうヤダ
僕 道場行きたくないス」
………!!!!
か、かか、かかかかかっ
かわいいいいいいいいいいいい!!!

何ですか、この可愛らしい少年は!!
これが成長するとサディスティック星の皇子になっちゃうんですか!!
時の流れは無常だ!!
(いや、もちろんサディスティック星の皇子様もステキですが!)
と、そこに沖田にとっての諸悪の根源が登場。
「沖田先輩 稽古の時間ス」
で、土方に引きずられていく沖田。
そんな2人の姿に、クスクスと笑うミツバ殿。
その楽しげな顔に、沖田は
気にくわねェ
そう思うのだった。

また別の日には…
そばを唐辛子で紅く染めるミツバ殿。
必死でツッコむ近藤さん。
その横で土方は、そばをマヨネーズで白く染め上げる。
挙句2人して
「味のIT革命や」
だの
「口の中が郵政民営化や」
だの……
そしてそれにツッコミ入れまくる近藤さん。
っつか、昔は近藤さんがツッコミ役だったんですね。
ツッコミ役の気苦労に耐えかねて、今はあんなんなっちゃったんだろうか…?

というような感じで楽しげな皆を見てスネる沖田。
ふくれっ面でそばをすする姿の愛らしい事、愛らしい事。
これが成長するとサディスティック星の皇子になっちゃうんですか!!
時の流れはホンット無常だ!

そして現在に時は戻り。
土方に手合わせを願い出る沖田。
「一手 ご教授してもらってもいいですかね」
という必要以上の敬語が、逆に恐いですなあ。

一方ミツバ殿は入院していました。
また式が延びてしまったと謝るミツバ殿に、許婚は「焦らなくていい。もう君とは夫婦のつもりだ」と笑います。
で、「辛いものとかとっちゃダメだよ」と許婚に言われ、
「わかってます。
私もそこまでバカじゃありません」
と言い切るミツバ殿。
しかし許婚がいなくなるなり、銀さんが激カラせんべい持って登場。
どうやら銀さんに辛いものを持ってきてくれるよう依頼していたようです。
……アンタ、バカだ!!
いたずらっ子みたいな顔して笑っているミツバ殿は可愛いですけどー、でも、本気で心配している 許婚とか沖田とかに対して失礼じゃね!?
周りがこんなに心配してんのに、本人が自分の体大事にしないんじゃ話にならん!
まあ、それはそれとして。
依頼を果たした銀さん、ついでにベッドの下に声をかけます。
「オイおめーもどうだ?
バナナとかもあるぞ」
するとベッドの下から、ぬっと手が出て
「いえ結構です
隠密活動の時は常にソーセージを携帯しているので
山崎!?
なんだ、近藤さんかと思ったよ。ベッドの下は近藤さんの定位置だっていう頭があるからさー。

で、何故山崎がベッドの下にいたのか?
実は許婚がやっている転海屋、武器密輸の嫌疑がかかっていたのです。

それを聞いた銀さん、
「あの女はしってんのかよ」
とミツバ殿を案じます。
山崎によると、
「いえ。副長には誰にも言うなと」
どうやら土方は、1人で背負うつもりだったようです。
で、銀さんはウッカリ洗いざらいしゃべってしまった山崎を
「言ってんじゃねーか俺に」
「いや それは旦那が…」
「俺がなんだよ
俺のせいかコラ」
とパンパン山崎の頭を叩きます。
「なんですかアナタ
人の頭をパンパンパンパン
タンバリン奏者気どりですか」
ってツッコめ、山崎。

その頃、沖田も土方から許婚の裏家業の事を聞かされていました。
しかし沖田、それはそれこれはこれ的なことを言い出します。
「そいつァ俺に 奴を見逃せといっているのか」
と問いただす土方。
沖田はいけしゃあしゃあと
「アラ そうきこえやせんでした?」
と言ってのけます。
呆れた土方は、手合わせを投げ出し出て行こうとしますが
「まだ話は終わってませんぜ」
沖田は土方を力ずくで引き止める。
再び構えなおす土方。
「よもやそんな悪党とくっついて姉貴が幸せになれると思っちゃ…」
そう言い掛けて、言葉を失う土方。
沖田は、泣いていました。
もう…長ェこと…ねェみたいなんでさァ
沖田の面倒にかまけ嫁に嫁き遅れた姉。そんな姉がようやく幸せになろうかという時に…。
「…せめてよォ
死ぬ前に一時でも人並みの幸せ味あわせてやりてーんですよ」
それは身内の切実な願いだよなあ…
しかし、そんな沖田の願いに土方は
「取り引きは明日の晩だ
刀の手入れしとけ」
……なんっだ、こいつ!!!
どういう神経してんの!?
仕事に私情を持ち込まないのは、そりゃあ立派な考えさ!正しい事だよ!
でも、言い方ってモンがあるだろうが!
(以下、感情的になるすぎるので略!)
というわけで、土方が嫌いになりました!(短絡的な結論だけ示されても…)

そして、人の情を切り捨てて立ち去る土方の背中に
気にくわねェ
と、再び思う沖田。
 アイツは いつもそうだ
 フラリとあらわれて 俺の
 俺の大事なモン 全部
 横からかっさらっていっちまいやがる
楽しげに笑うミツバ殿と近藤さん。
たった一人、取り残される沖田。

そんな思いに突き動かされ、沖田は吠える。
「土方ァアアアアアアアアァア」

そして過去回想。
みんなが江戸にあがると聞いたミツバ殿。
土方に
「…私も…連れていって…」
と言い出すミツバ殿。
「私は…そーちゃんの親代わりだもの
それに…私…みんなの…
十四郎さんの側にいたい
それを物陰で聞いていた沖田。
沖田………

で現在。
背後から襲ってきた沖田を退けた土方
そして言う事は昔も今も同じ。
「しらねーよ
しったこっちゃねーんだよ
お前のいことなんざ」
どーーーーーーゆう男だよ、この男はッ!!!
自分に惚れてる女に、ここまで言う!?
そして姉の事で心が弱っている年下の部下に、こういう事言う!?
不器用で優しい言葉がかけられないにしたって、これはヒドイ!
正直、今週の土方にはドン引きだよ。

土方に倒され、それでも強い目を向け沖田は繰り返す。
「気に…くわ…ねェ」

第129訓 羊を数えるの自体に夢中になったりして結局眠れない事も多い
土方、兇刃に倒れる!
衝撃的な幕開け。
またもシリアスシリーズに入るのか…?
と思いきや、犯人は沖田でしたー。
どうやら眠れぬ夜に土方の死体を数えていたようです。
んもう沖田ったらオ・チャ・メ・さん☆
そもそもそんな面白いもの数えてたら、目が冴えちゃって眠れないだろうに…
案の定、土方の死体に興奮して眠れなかった沖田。
結局4018回も土方を斬ったようです。
で、4019体目の土方が沖田を起こしに来ます。
沖田に来客が来たとのこと。

来客と談笑する近藤さん。
来客は結婚を控えた女性のようです。
キレイでおしとやかで賢い、その人の名は…
沖田ミツバ。
沖田総悟の自慢の姉なのだそうです。
って、沖田の姉ーーーーーーッ!?
お、お、お、沖田に肉親がいたなんて…
それでは、まるで普通の人間のようですよ?
沖田が人間と人間の間から生まれた普通の人だったなんて!!信ッじられない!!
宇宙からやってきたとか異世界からやってきたとか、そういう特殊エピソードないの!?そんな馬鹿な!(お前は沖田を何だと思ってるんだ)

馬鹿な!という思いは真選組隊士達も抱いたようです。
影からミツバ殿を見ながら、似ても似つかねぇと噂しています。
そんな隊士の後ろにバズーカを装備した沖田が現れます。
が、それには気づかず山崎は
「兄弟のどっちかが ちゃらんぽらんだと もう片方はしっかりした子になるんだよ」
とか言っています。
愚か者ォ!
状況を把握する能力が飛びぬけて低いな山崎は。
そんなことで監察が勤まるのか、お姉さん、君のことが心配だよ。

バズーカで無礼な連中を一掃する沖田。
そんな乱暴者の弟にミツバ殿、
「そーちゃんダメよ。お友達に乱暴しちゃ」
その言葉に、沖田は眼光鋭くミツバ殿を睨み、そして……
「ごめんなさい おねーちゃん!!」
どっ
ど、ど、ど、ど………
土下座ァァァァァァァァァッ!!?
しかも、なんかミツバ殿に頭撫でられてるんですけど!?
と化してるよ、何だよこの沖田!!
なんか頬赤くなってるし!
サディスティック星の皇子にあるまじき姿ですよ!!

で、近藤さんに今日は休んでいいから姉孝行しろと言われた沖田…
な、なんかスッゴイうれしそうな顔してるんですけど!
この可愛らしい少年は一体誰ですか!?
っつか可愛らしさが逆に恐ろしいよ!普段のSっぷりを知っているだけに、素直にキャーかわいいとは言えないですよ。
そりゃ山崎も「見なかったことにします」とも言いますよ。
私も見なかったことにしたいよ、こんな沖田。

ミツバ殿と一緒に食事に行った沖田。
ミツバ殿がしばらく江戸にいると聞いて
「本当ですか 嬉しいっス!!」
なんだ、この素直で純真な少年は!!
沖田を形容するのに「素直」だの「純真」だのという言葉を使う日が来ようとは!!
世の中、何が起きるかわからないな!
また、このコマの沖田がやたら可愛いらしくて可愛らしくて…!
この沖田を見ていると頭がおかしくなりそうです。(なんでだよ!!)
沖田がこんなに可愛らしいなんて!これがサディスティック星の皇子とまで呼ばれた沖田総悟なのか?
今まで自分が信じていた価値観がズタズタになっていく。この世に絶対のものなど、ありはしないのか…!では、これから私は何を信じて生きていけばいいのだろうか…?
そんな哲学系の苦悶すら浮かんできます。
まァ、でも可愛きゃそれでいいか。

そんな素直で純真な沖田を、コッソリ見ている山崎と他一名。
沖田の純真っぷりに
「僕だってよォォォ!!」
と爆笑していますが……よく笑えるなあ、この人。
恐いだろ。沖田が「僕」とか言って、目をキラキラさせてるんですよ?
ちょっとしたホラーじゃないですか。
全然笑えない。
身体が震えてくるよ、恐怖で。
いや、可愛いとも思いますけれども!可愛いという気持ちと恐いという気持ちがせめぎあっています。現時点でこの2つの感情は五分の戦いをしています。
おかげで私の心は千々に乱れまくりですよ。どうしてくれんだ沖田。

で、覗き見に気づいた沖田、ミツバ殿の気を逸らし、その隙にバズーカ発射!
ああ、乱暴者な沖田を見ると安心する。

そんな沖田の乱暴狼藉にまるで気づかないミツバ殿。
ただひたすらに沖田のことを心配しています。
「ちゃんと3食ごはん食べてる?」
「睡眠ちゃんととってるの?」
そんな姉の言葉に、沖田は優等生の如く背筋を伸ばし
「食べてます」
「とってます。羊を数える暇もないですよ」
と答えています。
お姉ちゃんに心配かけまいと必死なんだな。可愛らしいな。
どうやら私の心の中のせめぎあいに決着がつきそうです。
結局可愛いが勝つようです。

更にミツバ殿
いじめられたりしてない?
と聞いてます。
いやあの…沖田さんはどっちかっていうと、いじめる側だから。
いじめられるとか、あり得ませんから。
身内の贔屓目って恐いな〜。
それに答える沖田は
「うーん たまに嫌な奴もいるけど…
僕くじけませんよ」
そうですね。
くじけず嫌な奴に嫌がらせを続けてますもんね。
沖田のネバギバ精神は、何代か語り継がれるほど粘り強く頑張ってますものね。
ってなカンジで、ミツバ殿に心配かけまいと、いい子な受け答えをしていた沖田ですが、
「お友達は?」
という言葉に黙り込んでしまいます。

そして沖田が苦肉の策として用意したお友達。その人は…
「大親友の坂田銀時く…」
「なんでだよ」
と息もピッタリ。
さっすが大親友☆
更に
「友達って奴ァいつの間にかなってるもんでさァ」
「そしていつの間にか去っていくのも友達だ」
「すいませーん
チョコレートパフェ3つお願いします」
「友達っていうか俺としてはもう弟みたいな?」
と、ネタ合わせもしていないのに完璧なコンビネーションを見せる2人。
さっすが運命の友☆
しかしお姉さんは年上の人に囲まれている事を心配していたのに、なんで年上の銀さんを連れて来るんだ沖田よ。
まあ、「頭はずっと中2の夏の人」だからいいのか。

そんなやりとりの後にミツバ殿は、銀さんのパフェにタバスコ大サービス。
そして汚れのない瞳で
「辛いものはお好きですか?」
と。
銀さんが拒否ろうとすると、咳き込んで見せるミツバ殿。
今までにないタイプに、銀さん押され気味。
「みっ…水を用意しろォォォ!!」
と叫んだ銀さんは、とても漢でした。
が、ミツバ殿は水で飲み下す事を拒むかのように吐血!
追い詰められた銀さん、雄たけびを上げ激辛パフェ一気飲み。
でもね、別にミツバ殿は吐血なんかしてなかったんだ。さっき吐いたのはただのタバスコだよ。
なんてこったい。
火を吐くほどの銀さんの努力は、まるっきり無駄だったってわけかい?こりゃ酷いサディスティックだ。
やはり沖田の姉ですね。

ところ変わって、どっかの埠頭。
不審船調査をする土方と山崎。
見張りをしながら雑談する2人。話題はミツバ殿のこと。
何故ミツバ殿に会わなかったのかという、山崎の質問から必死で話題を逸らそうとする土方。
わかりやすっ!
何でこんなに嘘をつくのが下手なの土方!この人絶対浮気とか出来ないですね。すぐバレますよ。

その頃、沖田兄弟の憩いの時間も終わりになり、ミツバ殿は屋敷に帰るようです。
ミツバ殿を送り届け、立ち去ろうとする沖田に、ミツバ殿は
「…あの……あの人は」
ここで、いつもの顔に戻った沖田。
「野郎とは会わせねーぜ
今朝方もなんにも言わずに仕事にでていきやがった
薄情な野郎でィ」
……土方の事、か?
そうか。
あの執拗な土方いびりには理由があったんですね…。
身内のことが絡んでるんじゃ、いびられても仕方ありませんね。

沖田が立ち去った後に、ミツバ殿は銀さんに謝ります。
「ホントは…あなたも友達なんかじゃないんでしょ
無理やりつきあわされて こんな事…」
すると銀さん
「仕事サボるわ
Sに目覚めるわ
不祥事起こすわ
Sに目覚めるわ
ロクなモンじゃねーよ あのクソガキ
一体どういう教育をしたんですか
友達くらい選ばなきゃいけねーよ
俺みたいのとつき合ってたらロクな事にならねーぜ おたくの子

もう何この人!
その遠回りな優しさで、読者のハートを鷲づかみですかコノヤロー!

そんな会話をしていると土方と山崎が屋敷にやってきた。
土方の顔を見て、驚くミツバ殿。
そしてその場に倒れこむ。
えっ…ちょっ……顔見ただけで倒れるなんて、よっぽどですよ!
過去に何やらかしやがったんだ土方ーーーー!!!

第128訓 運に身分は関係ない
何故ここに真選組が!!
凍りつく新八。すがるような目を銀さんに向ければ…
しゃくれ!
パチ恵 軽くしゃくっとけ」
なんて杜撰な変装!
驚異の簡易変装術に恐れおののく新八。
助けを求め、神楽ちゃんを見やれば…
(もうやってるよ!
しゃくっちゃってるよ!!この娘ォォ!!)
親の背を見て子は育つってネ。
で、神楽ちゃん
「趣味は16連射です」
赤い帽子がトレードマークです。って高橋名人かよ!
そんな神楽ちゃんをじっと見つめる九ちゃん。
真似しちゃった!しゃくっちゃった!!
「……趣味はスターソルジャーです」
毛利名人がライバルです。って高橋名人かよ!
懐かしいなあ、高橋名人。結局あの人、連射パット使ってたんだっけ?

そしてさっちゃんは口枷つけて
「フガフゴブガ」
少年誌で何やってんだ!
そんなさっちゃんを発見した沖田。サド心に火ィついちゃった。
「オイ いいメス豚がいるじゃねーか
ねーちゃん俺が鼻フックよりもっとスゲーもん鼻にブチ込んでやろーか」
鼻フックよりスゴイものって何スか?
少年誌なんでほどほどにしてください、沖田皇子。
さっちゃん「フガフゴブガ」
沖田「言うじゃねーか」
何故通じる?
生き別れの兄弟か何かなのか?魂が繋がりあっているから、言葉なんて必要ないのか?
ちなみに、さっちゃんは
[ナマ言うんじゃないわよ ケツの青いガキが
下の毛が白髪天パになってから出直してきなさい]
と言ったそうです。
ツッコミ1・あの一言にこんな長い意味が!?
ツッコミ2・サドっ気、全開じゃねーか!この人絶対Mじゃねーよ!
ツッコミ3・頭髪と下の毛が同じ毛質であるとは限らないですよ?それともまさか、さっちゃんは銀さんの下の毛を見たことがあるのか!?ただれてる!!ただれてるわよ、この人たち!

さっちゃんと遊んでいる沖田を土方が回収。
どうやら真選組は飲みに来たわけではなく、警護のために来たらしいです。
でも警護って……誰を警護するの?

ここでスナックすまいるに堂々入場してきたのは…
「上様」
そよ姫の兄上ーーーッ!!!?
突然現れた意外な人物に驚く銀新コンビ。
しかし女性陣はノーリアクション。
「ねェ 今 上様って……」
と上様を指さす銀さんに、
お妙さん「んなわけないでしょ」
神楽ちゃん「領収書なんてほとんど上様ネ」
九ちゃん「上杉さんとか きき間違えたのではないか」
さっちゃん「フガフゴブガ」
口枷取りなさいよ、さっちゃん…

というわけで、将軍なわけないよねーというスタンスの女性陣。
「征夷大将軍 徳川茂茂
将軍だから将ちゃんでいい」
とフレンドリーな中にも威厳を持って自己紹介をするも、女性陣は信じない。
「お仕事は何なさってるんですか?」
「だから征夷大将軍だ」
「もォ〜てんどんですか
ホント面白い お方ですね」
そんな呑気な会話の背後では真選組が走り回り、店外には戦車が配備されます。
これはどう考えても…
「本物どぅァァァァァァ!!
正真正銘 本物の征夷大将軍ですよォォ!!
どうすんすかァァ!!」

新八絶叫。
とりあえずサインをもらおう!
あっ色紙ない!
マットでいいかな?いいよね?
銀さん錯乱。
挙句、
「おちついてきけパチ恵!
今回の仕事 うまくいきゃ とんでもねェ大金が手に入るぞ!」
と息を荒らげる。
お金は人を狂わせるものなのね…

とにかくここは冷静に…というスタンスの銀新。
しかしとっつぁんの「しゃくれ女」「イモいおさげ」という言葉に速攻ブチ切れ。
既に上手くいく気配が感じられませんがな。

なんとか私情を抑え、ソファに座る二人。
さあ、ここで
「将軍様ゲームぅぅ
はっじめるよ〜!!」
将軍様ゲームとは…
中略
王様ゲームである
というわけで始まった将軍様ゲーム。
くじを引いてと言うとっつぁんの元に群がるキャバ嬢達。
うわ〜とっつぁんモッテモテ〜。
でも、全員鬼の形相だけどな。
客を楽しませる気ゼロの自分の欲望に忠実な女達にドン引く銀新。
しかしこれこそチャンス。と悪巧みする2人。
ある意味、一番、欲にまみれてるの貴方達なんじゃ…?

何としても将軍様に楽しんでいただかねば!
新八は白々しく
「松平さんのかわりに私がくじ持つから」
とくじをゲット。
そして
「せーのォォォォ!!」
と料理を蹴散らし、将軍様に一直線ー!
当然将軍棒は、わかりやすく引き出してあります。
さあ、これで将軍様が将軍に…
が、将軍様よりもキャバ嬢の方がすばやさ高かったー!
キャバ嬢はメタルスライムか!!
絶句するパチ恵。
しかし天は彼を見放さなかった。
キャバ嬢よりも白夜叉の方がすばやさが高かったのだ!
メタルスライムの中にはぐれメタルが紛れていたとはー!

というわけで、パー子さん将軍棒ゲット。
そして命令は
「4番引いた人 下着姿になってもらえますぅ?」
視覚的に楽しませるナイスアイディーア。
しかし、この策には1つ穴があった。それは…
(将軍かよォォォォォ!!)
将軍が4番だったら、意味がないという点!
「しかもよりによって もっさりブリーフの日にあたっちまったよ。恥の上塗りだよ」
囁きあう銀新。
「将軍家は代々もっさりブリーフ派だ」
「ヤベーよ きこえてたよ
しかも毎日もっさりライフだよ」
これじゃ島流しになっちゃうよ!

何とかしないと、と悩む銀新。
その間にもゲームは始まっていた。
「ちょっとォォ!!
何勝手に二回戦始めてんの!」
時は決して止まってはくれないのです。

「やったァァァ!!
私が将軍よ!」
とはしゃぐお妙さん。
「コイツら 完全にゲーム楽しんでるよ!
将軍お構いなしだよ!」
甘いな。
「んーと どうしよっかな。
じゃあ私はァ3番の人が この場で一番さむそうな人に着物を貸してあげる」
本職キャバ嬢なめんなよォォ!!
(なんやかんやでお客さんのことを一番に考えていたんですね!)
というわけでお妙さんのナーイスアイディーア。
しかし、この策には1つ穴があった。それは…
(将軍かよォォォォォ!!)
将軍が3番だったら、意味がないという点!
「しかも将軍 あっちの方は将軍じゃねーよ
足軽だよ

「将軍家は代々あっちの方は足軽だ」
また聞こえてるし!
これじゃ打ち首獄門だよ!

しかし、まあ、ここまで落ちたなら後は上がるだけだとポジティブシンキング。
そんな矢先に、将軍のブリーフかぶってたさっちゃん
「ちょっこれ くさいから脱いでいいかしら」
この真性Sーーー!!
下には下があるもんなんですね。
この酷い仕打ちに、
「ちょっとォォォ!!
涙目になってきてますよ将軍!!」
「泣いてるよね!泣いてんだよねアレ!」
「オイオイオイ ヤベーよ!!
なんかもう ただのイジメみたいになってきてんじゃねーかよ!!
いたよ クラスにこういう泣き方する奴!
だけど涙が出ちゃう 将軍様だもん☆

と、お客様が泣いてらっしゃるのに、さっさと第三回戦を始めるキャバ嬢達。
将軍棒を引き当てたさっちゃんは、高らかに宣言する。
「ついに私の時代が来たわ
私の願いは1つ。銀さんとセッ…」
ここでお妙さんの全力ツッコミ。
お妙さん…ツッコミ遅すぎるよ。さっちゃんが言わんとした事、もう100%伝わっちゃってるよ。
最低の願いが全国津々浦々に発信されちゃってるよ。

まあしかし、さっちゃんも根っからのヨゴレではないので
「トランクスを…5番の人はトランクスを買ってきなさい」
とツンデレチックにフォローしています。
しかし、このフォローには1つ穴があった。それは…
(やっぱり将軍かよォォ!!)
将軍が5番だったら、意味がないという点!
将軍、笑いの神様に愛されてるな…

とか言ってる間に…、ちょっ将軍外に出ちゃったんですけど!?
トランクス買いに行く気だよ、この人!
ランナーの如き美しいフォームで走り出しちゃったよ!?
走り出したら止まらないよ!?
しかも、神楽ちゃんったらまだ将軍様ゲームやる気だよ!?
これ以上、将軍に何させようって言うの!?

あ。全部将軍棒だったのね!
ようやく将軍様になれた将軍、
「将軍様 我等になんなりとご命令を」
……って、何このフリークス。
これ神楽ちゃんじゃないですよね!?別人ですよね!?
おかしいなあ、先週までは神楽ちゃんいたのになあ…今週は何故か神楽ちゃんの位置にフリークがいるよ?なんでだろう?不思議だね。

そんなわけで、将軍様になった将軍の初めての命令。
真選組を足止めしろ。
って、失礼だな、この人!何邪魔者扱いしてるんだよ。
真選組はアンタ護るためにわざわざこんな夜中に出動してくれたんじゃないのよ。
まあ、自由がほしかったんでしょうけれども。

こうしてつかの間の自由を手に入れた将軍。
そんな将軍のために下着を買ってきた九ちゃん。品物を渡そうとして触れ合う手と手。
そして見つめあう2人。
なーんて展開が銀魂にあるわけない!
「うがああああ」
グッバイ将ちゃん。

第127訓 クーラーはタイマーで切れるようにしてから寝ないと風邪ひくよ
「え?何?花子ちゃんもカゼ?」
夏風邪が蔓延したスナックすまいる。
今日もまた1人のキャバクラ嬢が夏風邪に倒れる。
「厚着してポカリいっぱい飲んで いっぱい汗かくんだよ」
「はい」
「微熱ナメたら恐いからね!!
お大事に!!」
「はい」

ということで、花子を見送った後ガランとした店内を見て、
店長「……まずいね」
黒服「まずいですね」
なんと明日は幕府の重鎮が来るのです。葬式にような店の様子に再び、
店長「まずいね」
黒服「まずいですね」
店長「いや マジ マズイね」
黒服「いや マジ マズイですね」
黒服さんさっきからオウム返ししてるだけなんですが。
それが貴方の処世術?
上司の言葉をオウム返しすることで、上司との連帯感を持ち上司に取り入ろうという、そういう作戦?

閑散とした店内。
そこにたった一人だけ生き残ったキャバ嬢が。
一升瓶を枕に、愛らしい寝顔を見せるその人の名は…
お妙さん。
店長「……まずいね」
黒服「まずいですね」
店長「いや お前が思っているより全然まずいね」
黒服「いや お前が思っているより全然まずいですね」
黒服さん!?
語尾だけ変えたんじゃダメですよ!?
お前とか言っちゃってるじゃないの!失礼ですよ!?
処世術ならもっと洗練させなさいよ!

とにかくこの絶望的な状況では、思わず愚痴も出ようというもの。
黒服「なんでよりによって」
店長「バカはカゼひかないって言…」
それNGワード!!
案の定、飛んでくる一升瓶。
撃沈する店長。
笑顔のお妙さん。
「白装束着ていっぱい睡眠薬飲んで いっぱい寝るんですよ」
「女ナメたら恐いですからね」 にっこり笑うお妙さん。
君には笑顔が一番似合ってるよ。人々を恐怖に陥れる笑顔こそ、君の一番の魅力さ。

翌日。
店長は万事屋に依頼をすることに。
話を聞いた銀さん、カゼごときに負けたキャバ嬢にダメ出し。
「男を恋煩いに侵すはずのキャバ嬢が 揃いも揃って夏カゼって…
プロ意識のカケラもねーな おめーらはよォ
コノヤロー」
容赦ないなー銀さん。
そして批判ついでに、お妙さんに
「ピンピンしてるじゃねーか。
やっぱバカは…」
それNGワード!!
案の定、コップに頭突っ込まれ、銀さん流血。
容赦ないなーお妙さん。

とにかくカワイイ娘を紹介してほしいという店長。
しかし銀さんは心当たりがないと答えます。
神楽「カワイイ娘なら ここにいるアルヨ」
しかし銀さんは無視。
神楽「オイ無視してんじゃねーぞ」
しかし店長は無視。
神楽「ココ!目をあけるネ
探し物はスグ近くにアルアルネ!」
そう、探していた物はいつだってすぐそばにあるのさ。君が気づかないだけで。
そして気づいた時には、既にその手からすり抜けているものなのさ。
そんなわけで探し物に気づかない銀さん、
触覚と左手のサイコガンさえなければな〜」
と見当違いのことを…
嗚呼そうやって貴方は一番大事なものを失っていくのね…

ここで陣中見舞いにやってきた九ちゃん。
グッドタイミン!
というわけで九ちゃんのキャバクラ嬢大改造〜。
髪はトップで2つにまとめ、あどけなさを出しましょう。
無骨さを感じさせる眼帯は、思いっきりフェミニンな花形に変えてしまいましょう。
着物も眼帯に合わせ花柄に。
スラッと長い足を強調するため、着物の丈はミニにしてみましょうか。
ミニの着物を着たなら、やはり足元はニーソックスが一番でしょう。
さあ、出来ました。
それでは変身した九ちゃんとご対面していただきましょうか。
「キャアアアアア!!
九ちゃんカワイイ!!」
お妙さんテンション上がりすぎ!
九ちゃんが助けに来てくれたときより、遙かに嬉しそうじゃないの!
この女好き!!
…ま、気持ちはわかるけどさ。
可愛すぎるよ九ちゃん!
パパ上たちは、なんでこんな可愛い子を男として育てたんだ!勿体無い!!

そんな九ちゃんの姿に東城は怒り心頭。
「ふざけるなァ!!
貴様らもしっているだろう!!若は…若は…
ゴスロリの方が似合うぞ!!
アンタの妄想の中で、九ちゃんはどんなカッコしてるんだ?

そんなわけで九ちゃんがキャバクラ嬢代理を勤める事に。
しかし東城は承知しない。九ちゃんを思い止まらせようとします。
「わかっているのですか!?
キャバ嬢とは見ずしらずの男とマットの上でなんかヌルヌルになって ものスゴイ気持ちイイ…」
「違う
お前の通っている店は それキャバクラ違う」
東城歩。柳生四天王最強と呼ばれる実力者。
でも読者が知っている彼は、九ちゃんの写真を持ち歩き、その写真で尻を拭き、近藤さんに一撃で破れ、ソープの常連であるという、カッコ悪い姿のみ。
ホントにこの人、実力者なんだろうか?そんな疑問が尽きません。

本当にキャバ嬢出来るのか、と心配する銀さんとお妙さんに、九ちゃんは
多少の恥なら我慢する
君らには迷惑をかけた
恩に報いたい

カ…カ…カ…カーッコイィーーーーッ!!
恩人のためなら恥など物ともしない。
義の女だ!任侠の人だ!
カッコイイ!カッコイイよ九ちゃん!

そんな九ちゃんを励まし肩を叩く銀さん。すると…
「うがあああああ!!」
決まったァ!一本背負い!
赤 柳生九兵衛、一本!!
っつか、何で突然一本背負いなんですか?解説の東城さん。
「若は女の子は大好きですが、ムサイ男に触れられると虫唾が走り あのような行動に出てしまうのです」
なるほど、そういうことでしたか。

ここで東城さんが九ちゃんの説得に乗り出しました。
「肩に触れられた程度でその始末のお人が、マットの上で男の身体をはい回れますか?」
「身体中にローションぬりたくれば平気だ
少しは接触が緩和される」
新八「アンタそんな事やるつもりなの!?」
恩に報いるためなら、ソープ嬢の真似事も止む無し!
どんだけ義に篤い人なんだ。ホントかっこいいな九ちゃん。

しかし聞く耳持たず、とにかく帰りましょうと九ちゃんの手を取る東城。
すると…
「うがあああ!!」
決まったァ!一本背負い!
赤 柳生九兵衛、一本!!
見事2人抜きです。さすがは九ちゃん。
「うがあああ!!」って吼えるのがいいですよね。
「きゃあー」だの「いやあー」だのと言われたら、あざとさにガックリ来ますが「うがあああ!!」はイイ!!
本当に本能的に嫌なんだってカンジが出てて、逆に可愛らしいですよ。
イイなー。イイよ九ちゃん。今週の九ちゃんはイイ。(しつこいよ)

これにより東城も覚悟を決めました。
「もうわかり申した!
私もキャバ嬢になって若を最後まで護り通します!!」
アラそう?東城って、案外女顔だから似合うかもねー。
かわいい女装なら大歓迎ですよー。

「……とりあえず なんやかんやで3人まで揃ったな」
…………………なんでソープ嬢なんだよ!!!!
期待した私がバカでした。
しかも
店長「なんだ あのタオルの巻き方
なんで乳首隠してんだ
スゲー腹立つんだけど」
男だって乳首は感じちゃうんです。だからタオルでガードしないと。

さてあと3人探さないとな。
と話し合う店長と銀さん。
その真ん前で神楽ちゃん
「私いれたら あと2人アルナ」
どうしたの!?
幼稚園児がママに隠れてコッソリお化粧しました的な顔になってるんですが!?
神楽ちゃんは素顔のまんまが一番可愛いよ。

と、ここで銀さんが予め用意しておいたキャバ嬢がやってきます。
「コンニチハー
タダ酒 飲メルト キイテ キマシター」
キャサリーン!!
しかし店長は不満げ。
何ですか?魅惑の猫耳に何かご不満がおありですか?
メイド服じゃないのが不満なのか?
まったく、どれだけ望み高いんだ店長さんめ。
しょうがないなあ。今メイド服ないから、ソープ嬢で我慢しておくれ。

というわけで何故かキャサリンもソープ風。
しかも乳首見えてるし。
「ア 見タナ
訴エラレタク ナカッタラ1千万ヨコセヨ コルァ」
悪徳金融よりタチ悪いな…。

さて残り2名。
ここで銀さん、突然天井に木刀を投げつけます。
するとドサッと落ちてきたのは……さっちゃん…
さっちゃん、もはやハマーポジションだな。
「あだだ…」
とか言ってる場合じゃないよ、さっちゃん。
木刀刺さってるよ。頭蓋骨貫通する勢いで刺さってるよ。
忍者は修行してるから、木刀刺さっても平気なのかな?頭蓋骨突き抜けても平気なのかな?
すごいや。人間の潜在能力は無限大なんですね。

さっちゃん「柳生編だかなんだかしらないけど
散々放置プレイして、久し振りに会えたと思ったら
キャバ嬢になれ!?
そんな……そんなのって……
興奮するじゃないのォォォ!!
既に衣装も着用済み。
声をかけてもらえるのを、今か今かと待っていたんですね。
しかしなんで女王様?
あんたMっ娘じゃなかったんかい。

というわけで現在のスナックすまいる臨時メンバー。
キャバ嬢×2、ソープ嬢×2、SM嬢×1。
次に来るメンバーによっては、スナックからソープに鞍替えする羽目になりかねません。
このメンバーを見て
銀さん「よし
これで6人揃ったな」
新八「え?まだ5人。
1人足りませんよ」
ここで銀さん、散々シカトされソファで泣いていた神楽ちゃんに声をかけます。
「オイ
酒は飲むなよ
オロナミンCまでなら勘弁してやる」
なーんだ、ちゃんと一番大事なものに気づいてたのね!
もう銀さんったら思わせぶりなんだから。

焦らされ続けた神楽ちゃん、ここで突然の指名に不覚にも涙が。
…って、マスカラが流れて、習字の授業の後の流しみたいになってる!?
「ここは化け物屋敷!?」
それはいくらなんでも失礼だ、新八!

ようやくメンバーが揃ったと思ったら、早速お客様が!
出迎えに走るお水たち。
しかし出遅れたメンバーが約2名。
ソープ組です。
ローションが滑って上がれない模様。
そして…
ゴシャ
頭から落ちたァァ!!
「客に会う前にイキナリ殉職しちゃったよォォ!!」
なんじゃこりゃァァァ!!と叫ぶ暇もありませんでした。
脇役の殉職シーンなんて、所詮こんなもんです。

更に、ソープ嬢を片付けようとして店長も頭から落ちたァァ!!

そうこうしてる間に、お客様は店内へ。
どーする!?どーする!?
「どーもパー子でーす」
「パチ恵でーす」
来たァァァァァァァァァッ!!!!
キャバ嬢が足りないと聞いたときからァァ!この展開をォォ!待っていたァァァァッ!!
いつパー子が出てくるのかとドキドキしてたんだよ!
メンバーが6人揃っちゃった時には(え?まさかパー子は出ないの?)と不安に駆られていたわよ!!
やっぱ出るよね!
そりゃ出るよね!
ここでパー子が出ないでどーすんだっての!
パチ恵も可愛いぞ!
メガネに三つ編みなんて、中々イイ線狙ってんじゃないのよ。
いーんじゃないの、いーんじゃないォ?(喜)

…でもソープ嬢だから、嬉しさ2割減。

というわけで、お待ちかねの女装展開に入りました。
そして幕府の重鎮とは、松平のとっつぁんと真選組でした。
(げェェェェェェェェ!!)

第126訓 犬の肉球はこうばしい匂いがする
お散歩中の神楽ちゃんと定春。
しかし何故か定春は動こうとしません。
その横を通り過ぎていくダックスフント。

万事屋に帰ってからも、定春の様子はどこかおかしい。
食欲もないようです。しかし銀さんは冷たく、
「ドッグフードを5袋もたいらげる奴を具合が悪いとはいわねー
頭が悪いってんだ」
「いつもは7袋ネ」
パーセンテージにすると、普段の食欲から29%の減少。あんま減ってなくね?
大したことなくね?

そして何故かファッション誌を読む定春。
……読んでるの!?ねェマジで読んでるの!?
文字を理解しているの!?
そんな天才犬、万事屋には勿体無いよ!
そんな定春を見て早速
「じゃあ私がやるネ」
と定春をカットすると言い出す神楽ちゃん。
やな予感…。
いや、もうコレ予感とかそんな曖昧なものじゃないね。断定だね。決定だね。

そして案の定、斬新なカットを施される定春。
定春の無表情な瞳の奥に、悲しみが見えるよ…
しかも食欲は落ちたまま。
カット意味なし!

「お前がとんでもねーヘアースタイルに刈るからだろ」
と指摘する銀さん。
しかし神楽ちゃんは譲らない。
「そんなことないヨ〜
カッコイイヨ〜定春『クールビズ』ネ」
クールビズ違う…。
神楽ちゃん…。意味のわからない言葉をイメージだけで適当に使うのやめようよ…

で、当の定春は今度はマッチョ雑誌を読んでいます。
「肉体改造したいのかもしれないヨ」
と言う神楽ちゃんに、銀さんは
「もう改造されたよーなもんだろ
お前という狂科学者(マッドサイエンティスト)に」
しかし神楽ちゃんも新八も、銀さんの言葉には聞く耳持たず。あさっての方向を見つめ
「プロレスラーかァ……」
「どうしたらいいんだろ」

で、2人で知恵を絞った結果…
プロレスラー風のマスクをつけてみようという結論に達しました。
銀さん「ダメなのはお前らだろ」
そのとーり!
「なんで犬が犬のマスク被ってんだよ
チャーハンにチャーハンをかけて食べるような暴挙だよコレは!」
空知はチャーハン、好きなのかなあ。
チャーハンネタ多いよ。これで3回目くらいだよ。
そして神楽ちゃんは、銀さんに口ごたえ。
「犬じゃないネ『ウルフザマスク』ネ
得意技は毒霧ネ」
言ってるそばから、定春毒霧噴射。
毒霧と言うには、ちょっと水っぽすぎるけど。

で、またしても定春、雑誌を読んでいます。
今度はホットドッグプレス!?
ホットドッグプレスだけに犬にもホットな夏をプレゼント、みたいな!?
オー、ナイスジョークね。アーハーハー!

そんなこんなで定春が、この夏一番熱い恋がしたいと願っているようなので、やってきました、ねるとんパーティー。
まあ、犬のねるとんと銘打っちゃあいるけれど、その実、ただの愛犬自慢だったり、場合によっちゃ男女の出会いを求めて来てる人もいるらしいけれど。
などと話しつつ、銀さんと新八が歩いていると―――
サングラスをかけた男が……
……………………………マ、マダオ……。
何、この哀しさ…。
「違うからねっ!!」
じゃないよ。
「いやらしいカンジとかそーいうの全然ないからね俺は!」
じゃないよ!
言い訳するな!余計憐れさが増して、哀しくなってくるじゃないか!
そして必死で否定する長谷川さんの横で、腰を振る機械犬。
さーいーあーくーだー。
そんなペットを叱る長谷川さん。
「コルァァァァ間陀男!」 え!?この人、自分のあだ名を犬につけてるよ!?
というか、そのあだ名蔑称なんですが?自分のペットに蔑称つけるって、何それ?いじめ?

そんな長谷川さんを遠くで見ている銀さんと新八。
そんな他人行儀な対応は止めて。
君たちは仲間だったんじゃないのか!?

で、そこに登場するは結野アナ。
早速ナンパに走る銀さん。
「すいません俺と一発…じゃねーや
ウチの犬とその犬 一発どうですか」
ボキャブラリーねーな!!

もう少しマシな台詞は思いつかなかったのか!?
あんまりにもあんまりなナンパに
原始人みたいなナンパの仕方なんですけど!」
と新八のツッコミが冴え渡る。

そんなナンパにも動じない結野アナ。
更に神楽ちゃんの「テレビで見るより太ってるアルナ」という失礼千万な台詞にも動じない。
テレビ出てる人は心が頑丈だな。
で、平然として定春の名前を聞いてくる結野アナ。
ウルフザマスクという名前を聞き
「りりしくてめんどくさい名前ですね〜」
あーたアナウンサーなんだから、そのくらいの名前スラスラ言えるでしょうが。
ちなみに結野アナの愛犬の名前はラストオブモヒカンリビングオブザデッドマクガフィン
総文字数25字。
ちょっとした詩でも作れそうな文字数です。
で、そんなラストオブ(以下略)はオスなので一発は無理なんだそうです。すると銀さん
「ああ いいですよ
ケツの穴もありますから。結野アナだけに
あなた、いい加減にしときなさいよ。

とそこにダックフントが乱入。
定春は、いつも散歩のときに会うこのダックスがお気に入りらしい、と気づく神楽ちゃん。
つか、このダックス、どこかで見たような…?
「メールちゃァァァァァァん!!」
とダックスを追いかけてきたのは……
七三の人!!(名前覚えてやれよ)

ここで定春、メルちゃんをさらい逃げ出した。
おお。なんかドラマチックですな。
駆け落ちだ駆け落ち。
しかし端から見ると誘拐以外の何者でもなく。
そら飼い主、追いかけてくるわな。
怒り狂う七三さんに、新八走りながら釈明。
「僕らの飼っている犬が そちらさんのメルちゃんに好意があるらしくって」
マイルドな言葉を選ぶ新八。しかし横から銀さん、
「発情期なんじゃー!!
一発位いいだろーが!
もう、アンタ口閉じてろ。
今週の銀さんは酷いな。
で、七三さんも
「あないなデカイ犬の一発 受け止められるワケないやろがァァ!!」
君たち、もうちょっと婉曲な表現できないか?
一発一発ってストレートすぎるんだよ!冴葉僚ですかコノヤロー。
で、メルちゃんが出産したばかりと知れば、
「そんな尻軽女にウルフザマスクはやれん!!」
と言い出す神楽ちゃん。
アラ。意外と潔癖なのね、神楽ちゃん。
少女らしくて良いわよ。初々しいわよ。

などと人間達が喧嘩している間に定春はメルちゃんと一緒にボートに。
この展開には勝男もビックリ。
「あのワン公デートの基本がわかっとる!
タダ者やないで!!」
と感心しています。
タダ者じゃない定春を追う勝男。
ボートに乗り込みますが、残念定員オーバー。沈んでいきます。

一方万事屋はスワンボートで定春を追います。
そして定春を思いとどまらせようと、銀さん決死の説得。
「ヤクザの女に手ェ出したらエライ目にあうぞォォ!!
俺もなァ昔江戸城の堀に沈められそうになった事があったよーな!」
アンタ今週は黙ってなさいよォ!!
何そのただれた体験談!
いらないから!!そんな過去話いらないからァ!!

んで、そんなこと言ってる間に勝男が追いついちゃった。
ここで万事屋、奥の手を出します。
マジックカードを開くぜ!夜兎族の馬力!!
これでスワンボートの速度は3倍になる!
しかし勝男も負けない。
ならばこちらは、長き首の交わりを使う!
これでお前らがどんなに速度を上げても、俺はついていくぜ!
ドン☆
このままではライフポイントがなくなる!!
追い詰められた銀さん、スワンボートに登り、首を蹴飛ばし始めます。
なっ貴様それでもデュエリストかー!
勝男もこの蛮行にビックリ。
「おんどれ 公共のもん壊してエエ思っとるんかァァ!!
それでも侍かァ!」
「うるせェェ!
それでもヤクザか ボケェェ!!」
どっちが正義なんだかわかんないね、アハ。

で結果、スワンの首は取れました。
そして2人はスワンボートの間に落ちました。必死に2台のスワンボートにしがみつく2人。
その時、前方からもう1台のスワンが!
果たして第3のスワンは敵か味方か!?

第3のスワンの中には長谷川さん…………と結野アナァァァァァッ!?
ハツのことはどうするつもりだマダオ!!!
許さないよ!マダオのくせに浮気なんて許さないよ!!
アンタは最終的にはハツとよりを戻すんじゃなかったのか!?
しかもなんか…
「それにしてもメタリックなワンちゃんですね
なんてお名前なのかな」
「あの…間陀男って…いうんです
マイケルダグラスみたいな男になれって…
そういう意味を込めて(ウソつけ!絶対後づけだろ!!)
…ハハおかしいですよね
笑ってくれていいんですよ」
「いえ、犬にもちゃんと意味を込めて名前をつけるなんて素敵ですわ
私なんて何も考えないでつけてしまったもの
ねっ?ラストオブモヒカンリビングオブザデッドマクガフィン」
…って、なんか良い雰囲気になってやがる!!!
許っせーーーん!!!

そんな良い雰囲気は破壊すべし破壊すべし。
というわけでスワン大激突。
この夏、最大の戦いを見逃すな!

「アレ?」
池に落ちたはずなのに、何故か岸で目を覚ます勝男。
傍らには万事屋と長谷川さんもいます。
何故?
疑問に思う勝男の後ろに定春。
「まさかお前が」
「ワン」
定春の男気が気に入った勝男。メルちゃんとの交際を許可。
が、大事な大事なメルちゃんは……間陀男の下にいましたとさ。
「メルちゃァァァァァん!!」
勝男の叫びは青い青い夏の空の向こうへ…彼らの夏はまだ始まったばかり。

…ところで結野アナは?
まさか溺れっぱなし?

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