銀魂感想 語りすぎなんじゃないのコレェェ



第145訓誰々のためにとか言う奴は大抵自分のためだったりする
博士へのモノローグを流しつつ、飛び降りるたま、と銀さん。
が、たま着地失敗。
おもきし床にめり込んでます。
ま、そうよね。機械だもんね、重いよね。
そのような事態にも動揺一つ見せず、モノローグを続けるたま。
ま、そうよね。機械だもんね、恥ずかしいとか思わないよね。

そして銀さんに引っこ抜かれても、振り回されてもモノローグを続けます。
その最後「哀れな人…」という言葉と共にたまロケット発射!
モップ片手に渾身の一撃。
って爆発した!?
威力ありすぎるよ!!お掃除ロボの馬力とは思えない…
しかし博士も負けてません。
この一撃を片手で受け止めています!
そして感嘆。
「人格も記憶も崩壊していく私とは裏腹に どんどん新しい感情が芽生え人間に近付いていく」
自分の作った機械に嫉妬?
あるいはこんな素晴らしい機械を作った自分をベタ褒め?
どっちだ?
とにかく博士は、たまが反抗期に入ったことにご立腹。
電撃で躾を始めます。
もうこれ躾って言うか……調教じゃね?
たかだか反抗期如きでブチ切れて、娘を調教?
うわー、こんな親父嫌だわー…
そんなダメ親父の腕を銀さんが一刀両断!
「よォ お父さんよォ
反抗期じゃねェ 子離れの時期だぜ」
と博士の頭を叩き割り、
「いつまでも一緒にお風呂に入れると思うなよ!!」
真理だ。いつまでもあると思うな親への甘え。
甘えてもらえるうちが華なんでしょうなあ。(子育て経験も無いくせにわかった風な事を言ってみる)
しかし頭部が半分粉砕された映像は、いくら機械といえども、さすがにグロいですわー。
しかしそれでも博士は生きていた。
むしろ折られた腕が再生凶器化して、戦闘力アップ。
そして伸びる腕で銀さんを串刺し。そのまま壁に叩きつける。
しかも壁が変形するほどの怪力ですよ!?
やり過ぎだ博士ー!!ちっとは手加減しろーーー!!
そして博士は自分がいかに無敵かを自慢しはじめます。
曰く、核が壊されなければ博士の体は無限に修復され続ける。そして1ミクロンにも満たない核を見つけ出すのはほぼ不可能。
その言葉に銀さんは不敵に笑います。
1ミクロン
ずいぶんとせこい魂だ

銀さんのキツイ一言に逆上した博士、更に攻撃。
それを見て新八はモップ片手に博士に突っ込んでいきます。
が、たまに阻まれて吹っ飛ばされます。
辛うじて床の縁に掴まる新八。
大きな目には、もはや感情は浮かんでいません。
「反抗期をむかえようと 最後に子は親の元へ帰ってくる」
そう言い放つ博士。
その背後ではメイドロボ達が集まってきています。
しかも、
「芙蓉 お前自身の手で始末するのだ」
とか言っちゃってます。
たまも「……了解しました」とか言っちゃって、新八絶体絶命!?
ってか、「……了解しました」のコマのたま、やたらかわいくね?いや、可愛いというより、むしろ美しくね?本気の空知は結構スゴイな。(脱線)

まあ、それはともかく。
モップを構えるたま。
新八は追い詰められた顔でたまを見上げます。
そんな新八を見返すたまの大きな目。
その目を見た新八には、怯えの色はなくなっています。
無言のままモップを振りかぶるたま。
そして床を破壊する音。
銀さんは声の限り新八の名を叫びます。
しかしさっきまで新八が掴まっていた床はえぐられ、新八の姿はありません。
ここで博士は勝利を確信。
「次はお前だ
何か言い残す事はあるか」
その言葉に銀さんは笑います。
「何でも思い通りになる娘
結局アンタがほしかったのは そいつかィお父さんよ
そんなに思い通りの女がほしいならくれてやるぜ
ただしちとゴツイか」
博士の後ろには源外さん作メイドロボと神楽ちゃん。
このメイドロボ、博士が
「反抗期をむかえようと 最後に子は親の元へ帰ってくる」
って言ってた時、既に入れ替わってたんですね。
途中で気づこうよ博士。

生還した源外さんの号令の下、メイドの一斉放射。
それを受ける博士を背後から羽交い締めにする者が…
たま!?
「離せ!」
と喚く博士を捕まえたまま、たまは言います。
「私のマスターはあなたじゃない。
あの方達です」
まさかたまが洗脳されているフリをしていたなんて…
すっかり動揺した博士。それでも
「この程度の砲撃で私が破壊されると…
その前にお前が…」
と、たまを壊すまいとするあたり、本当に哀れな人だなあ博士。
たまが娘の代わりにならない事なんかわかってるだろうに。
それでも娘の代わりになる者に縋らずにはいられないのでしょうね。
大事なものが1つしかない人生って哀しいなあ…

そんな博士の頭に木刀を突き立てる銀さん。
しかし博士は平然とした顔。
マイクロチップを破壊しなければ無駄だといいます。
が。
その博士を背後のエネルギー供給管に力づくで押し込む銀さん。
「この光の束にブチこまれちゃ てめーのせこい魂も塵芥だろ」
ということで博士は塵芥になってしまうのか!?
以下次回。

第144訓洋楽は皆うろ覚え
諸事情により今週は簡易感想でいきます。

・戦車に乗ってはしゃぐ源外さん
泥だらけになってはしゃいでいるよーな父の姿に、天国の息子さんも喜んでいる事でしょう。

・「傘の柄を引けェ!!」
神楽ちゃんの傘がパワーアップ!!
波動砲っぽくてカッケー!連射はできないけどね!(使えない…)
武器に調味料を装備させるという独創的な発想力が素晴らしい。

・木刀から醤油
前のコマの銀さんの雄叫びがカッコイイです、無駄に。
源外さんは、そこまで醤油にこだわるなら、いっそ機械職人を辞めて醤油職人になったらいいと思いました。

・鎌倉の大仏の首をへし折った通称うどちゃん
…機械家政婦って欠陥品ばっかりなんじゃないの?
本当に売れていたのか疑問です。

・口から収納→ロッキーのテーマ→フェニス〜もんじゃ〜
………繊細で優美がウリなんじゃなかったの流山製機械…
フェニスもんじゃは、フェニックスの幼生を潰してもんじゃに入れて食べる料理なのかな?と推理しました。
伝説の鳥を食べるんだから、きっと宮廷料理とかなんだよ。もんじゃのくせに宮廷料理なんだよ、スゴイや!

・娘の人格データを入れたのは金庫がわり
何で機能が劣る初期型のたまに、娘の人格を入れたのかと思っていたら、理由がコレです。
たま自体に流山の思い入れがあるのかと思っていたんですが…金庫がわりって…
まあ、技術者なんだから機械に対してはこれくらいドライなのが普通なんでしょうけど。なんか…そこまで道具扱いされると、たまが気の毒になります。

・「生きているから」
無表情な目ぇして、なんつー情熱的な事を言うんだい。
ぐっと来ちゃうじゃないのさ。

・「もう時期世界はお前の大好きだった機械達しかいなくなる」
娘は、そんな事してくれなんて一言でも言ってたかい?
そもそも娘はそこまで機械が好きだったかい?
おとんが作ってくれたものだから喜んでたのと違うかい?
アンタ娘の何を理解していたんだい?

・「さびしかったのは テメーだろ流山」
YEーーーーーーS!!!
まさにそれを言いたかったのだよ私は!言ってくれてありがとう銀さん!スッキリしたよー。

・「あなたを破壊します伍丸弐號!!」
…………確かに流山の思考は気に入らなかったんだけど…
破壊しますとまで言われているのを見ると、同情しちゃうなあ…
それも娘の生まれ変わりだと思っているものに言われたんじゃあ…キツイなあ…

まとめ
たまっていい子じゃないのと思ったり、流石に流山かわいそうと思ったり、自分でも誰に肩入れしているのかわからなくなってきました。
ここまでやっちゃうと、流山を破壊してめでたしめでたしってわけにもいかないのでは。
空知は一体どんな結論を出すのでしょうか。
流山が惨めいなりすぎると辛いなあ…
…空知なら、そんな酷いオチはつけないだろうけど。

第143訓可愛いモノも多すぎると気持ち悪い
なんと執事は林博士だった!!
この事実だけでも充分にショッキンなんですが、更に、執事にほのかなトキメキを感じていた人を傷つける空知。
顔半分が執事でもう半分が林博士というコマを描いてくださりやがりました。
コンチクショーーーーーー!!
なんだこのコマ!嫌がらせか!!
嫌だ嫌だ嫌だ。私は信じない!
執事は私専用の私だけに優しい執事になるんだい!
中身がオッサンだなんて認めないやい!

ところで源外さんが、やけに色々詳しいのですが何故ですか?
「なァに 俺も今しがた この嬢ちゃんにきいたところよ」
画面に浮かんだのは、たまの顔。
なんで!?

その頃、執事は…
「やられましたね」
なんと新八が、捕まる前に電脳幹を源外さん家に投げ込んでいたのです。
グッジョブ!!
「侍は 一旦護ると決めたものは死んでも護る」
キッと執事を睨んだ顔の凛々しい事!!
ぱっつぁん男を上げましたねー。

というわけで新八のおかげで護られたたまのデータ。
それによると、博士は実験に自分の体も使い、既に死んでいた。
その魂は執事に乗り移った……わけではなく、人格データと機械とが拒絶反応を起こし、結局人格は崩壊。
「博士はもう…別のモノへと変貌しました」
ということだそうです。
何てやるせない結果なんだ……
命かけて研究したのに、残ったものは狂った機械だけだなんて。

そんな壊れてしまった博士は、メイドロボを一ヶ所に集めて、何かたくらんでいる様子。
と言いますか…いくら機械とは言え、潰して捨てるってのはグログロなんですが。
しかも無表情に前進し潰されていくメイドさん達。
恐いよ…
今回の話は全体的にホラー風味だよなー。

しかし突如反抗を始めるメイド達。
研究員を羽交い絞めにします。
それを見て博士は一言。
「殺れ」
研究員は羽交い絞めにしてきたメイドごと、メイド達を潰していた機械に…ゴォァッシ
…………グログロだぁ…
こうしてメイド軍団を掌握した博士。
それを見て新八は問います。
「お…お前は…一体何をするつもりだ」
答える博士は
「――芙蓉がさびしがるだろう」
狂ってる。
娘の先が長くない事を知って、娘を機械にしようとして?
そのせいで娘が死んだら、今度は自分も機械になって?
それで
「一緒だよ 芙蓉
お前と同じ身体だ」
甘ったれんなーーーーー!!!!
お前の本音は「こんな苦しみ悲しみからも解放されるのに」の方だろ。
要は自分が、娘の死っつー事実と向き合うのが恐かっただけじゃないか。
その話を聞いて
「大層な親父さんだねェ」
と呆れ果てる銀さん。全く同感です。

更にたまは話を続けます。
「私の役目は博士と芙蓉様のお役にたつこと」
しかし、たまの中の種子は芙蓉が死んでも、博士が機械になっても何の反応も示さない。
自分がやったことは間違っていたのか?
わからない。
博士も芙蓉もいない今となっては、何をすべきかもわからない。
そう言うたまに、銀さんは言います。
「…いるだろ
お前の大事な連中なら いるだろ、お前の中に」
種子なんていうデータではなく、本当に大事なものは消えないのだ、と。
と言いますか、データ云々で「リセットボタン押しながら電源切らなきゃ」とか、懐かしいなー。
ま、リセットボタン押してても、消えるときは消えちゃうんですけどね、冒険の書。
冒険の書が消えるたびに世の無常を痛感したものです。
もしかしてエニックスは、子ども達に世の無情を教えるために、あえてあんな仕様にしていたのかも!?子ども達が社会に出たとき、その厳しさに負けてしまわないように、訓練してくれていたのかも!?
えーい、そんな余計な気遣いはいらぬ!そんなもんより、失われた数十時間を返せー!!

まあそんな思い出話はさて置き、
「本当に大事な記憶ってのはなァ何回電源切ろうがブレーカーおちようが飛ばねーよ」
とカッコよく決めたところで、プチン。
あっらー本当にブレーカー落ちちゃった。
銀さんってばエスパー?
で、記憶飛んだんじゃ?と焦っている銀さんをよそに、神楽ちゃんは
「大丈夫アル
本当に大事な記憶ってなァブレーカー落ちようが煙でよーが消えねーアルゼ」
と言いつつコンセントらしき物体を引っこ抜いています。
で、コンセントを穴に。それも銀さんの後ろの穴に…
神楽ちゃん?そんな所に電気は流れていませんよ?

そんな風に万事屋がじゃれている間も、源外さんはたま修復を考えていました。
同じタイプのボディがあれば何とかなるんだが…
と、そこに定春がくりんちゃんを出してきます。
「でかしたポチ!」
ポチ……お年寄りらしいネーミングですね。

と、ここで外も「月明かりしか……ねェ」ということに気づく銀さん。
江戸中が停電してしまったようです。
そこに突然テレビが映ります。
現れたのは執事顔の博士。そしてメイドに囚われた新八。
博士は、種子が戻らなければ新八を殺すと宣言。
このシーンで桂と土方・沖田が出ています。
土方と沖田は、ミツバ殿の件の後どんな関係になったんでしょうかね?
誤解が解けたから、普通の友人のような関係に…?
……それはない!それはないな。土方とぬるい関係を築いている沖田なんて沖田じゃない!
今もきっとカウンターの陰で、土方の食事に大量のタバスコを仕込んでいるに違いない!

それはともかく、喧嘩を売られた万事屋2人は武器を手に
「上等アル
ミタマだかキンタマだか しらないけど届けにいってやるネ」
と気合充分。
そこに割って入るのは、
「ミタマでもキンタマでもありません
たまです
うまいこと言ってるなー。ウィットに富んだロボですね。
そのたまに大事なものはあったかと確認する銀さん。
たまは答えます。
「ありましたよ」
それは、たまが目覚めた時の記憶。
博士の最初の願いは1つだけだった。
「娘に笑顔を」
それを聞いた銀さん。
「…いくか
その笑顔って奴を取り戻しに」
というわけで、以下次回!

第142訓女の涙に勝るものなし
卵を抱え走る新八。
迫るメイド軍団。
メイドさんの狙いは卵なのですから、新八は最も危険な任務についてしまったという事になります。
挙句、卵には
「私の計算からいくと あなたの生存確率は残念ながら5%以下です」
と士気が下がるような計算をされる始末。
「誰のためにやってると思ってるの!?」
と新八が言いたくなるのも当然でしょう。
で、卵は更に計算をして、
「私を捨ててあなただけ逃げれば これが25%まで はねあがります」
いや君、25%も相当低いよ…4回に1回しか生き残れないじゃないですか。
テンション落ちるパーセンテージですよ。
なんかアレだな、悪徳商法の手口みたいだな。通常は300万のところ、今ならたったの100万円。みたいな。全然安くなってねーよアホンダラ。みたいな。
そんなありがちな手口に新八は引っ掛かりません。
「たまさん
それは普通の人間の勘定の仕方です
侍は違う

例え あなたを見捨て25%の確率で助かったとしても 侍は死ぬんです
護るべきものも護れずに生き残っても 侍は死んだと同じなんです
5%しか生き残る確率がないなら、その5%全てを使って あなたが生き残る確率を引き上げる
一旦 護ると決めたものは何が何でも護り通す!!
それが侍だァァァ!!
銀さんではなく新八がこの台詞を言ってるって事に感無量です。
本当に成長したなあ…
なんて立派な侍になったんだ。
そんな新八の言葉に卵は
「理解しかねます。
私のデータには該当するものがありません」
すると新八
「じゃあデータにつけ加えといて下さい!
魔王よりも勇者よりも上のところに!ついでに…
女の子の涙に弱いってね!!」
カッコイイよ新八!!
が、卵は
「了解しました
魔王より上、大魔王の配下の所につけ加えておきます」
台無しだ!折角カッコよく決めたのに、台無しだ!!
ホーント日本語って難しいね、新八。

そんなやりとりをしながら走り続け、ようやく源外さんの家が見えてきた。
というのに…
執事来たァァァァァァ!!
待ってました執事!!
でもこれって、つまり新八ピンチ!?喜んでる場合じゃないー!
……っつか執事だけ目が違うんですね。なんで執事だけ目がロボチックになってないんでしょうか?執事だから?(理由になってない)

一方その頃、銀さんと神楽ちゃんは…
定春に乗って逃亡中。
しかし神楽ちゃんの足にはくりんちゃんがシッカリ取り付いていました。
「邪魔者は お掃除ですの〜」
と言っているくりんちゃんの顔は、半分壊滅状態。
「うきゃああああ!
ホラァァァアル!」
じゃないよ神楽ちゃん…
自分でやったことでしょ。アナタの行動がホラー生んだんですよ…
しかし、神楽ちゃんのやったことなど、小さなことでしかなかった。
「どけェェェ神楽ァァァ!!」
と叫んだ銀さん、木刀を一閃。
くりんちゃんの頭はすっ飛んでいきました。
……オイオイ。いーのかコレ…
かなりショッキングな映像なんですけど…
しかも、ここまでしても、くりんちゃんを振りほどけない。
首なしでも、定春の尻尾を捕まえ続けるくりんちゃん。
恐い……
くりんちゃんの怪力により、ついに定春の足が止まってしまいます。
そこに群がるメイド軍団。
ここで定春が男を見せます!
極限を超えた力を出そうと、力んで力んで力んで力みすぎちゃって…
ブリッ
ですってよ。
で、定春が生み出した物体を捕捉。
「臭気確認!
臭気確認!
第一級不浄物です
すみやかに排除して下さい」
というわけでメイド軍団は第一級不浄物の掃除に集中。
その隙に銀さんたちは逃げましたとさ。
第一級不浄物に感謝ですね!

その頃、執事ロボは黒幕のオッサンの元に戻っていました。
…ということは……
新八は!?新八はどうなったんだ!?
…まあ、執事ロボが無事戻っているところから、大体の想像はつきますがね…くぅ…
で、逃げる銀さんたちを見て執事ロボは
「人間のスペックを大きく超えています」
と言い、黒幕にあの生き物は何かと尋ねます。黒幕は
「侍だ
時代にとり残された前時代の遺物
データに加える必要はない
いずれ世から消えゆく存在だ」
と答えます。
いや、あの…1人は確かに侍ですけど、もう1人は正真正銘人間のスペックを超えた生物、夜兎族なんですが…
夜兎族は滅ぶ予定もないんでデータに加えておいたほうがいいのでは…?

それはともかく、その後も2人の会話は続きます。
メイドの暴走は林博士の責任にして、芙蓉プロジェクトは私が引き継ぐと言う黒幕。
そして執事ロボこと林博士の遺作、戸−伍丸弐號にアレを組み込むとのこと。
しかし、何で林博士は最後の最後で男のロボを作ったんだろう…?
今までメイド一筋でやってきて、突然執事ロボってどういう心境の変化?
男だったら、メイドを究めんかい!!(いや、私的には執事バッチコイなんですけどね)

で、メイド軍団から逃れ、源外さんちに着いた銀さん神楽ちゃん。
しかし先に着いているはずの新八はいません……
顔を見合わせる銀さんと神楽ちゃんをよそに源外さんは、テレビで見た話を始めます。
どうやらテレビでも、卵が捕まった事は報道されている様子。
その時の記者会見の様子を見ながら、源外さんは、こいつら何か隠してやがる、と言い当てます。
そんな話を聞き、銀さんはポツリと言います。
「泣いてやがったよ」
卵が涙を流した事を話す銀さん。それを聞き、源外さんは
「…野郎 まだそんなもん つくってやがったのか」
…?知り合いなんスか?
源外さんと林博士はお互い江戸を代表する機械技師だったそうです。
しかし2人の作る機械はまるで正反対でした。
無骨な機械を専門とする源外さんと優美な機械を作る林博士。
源外さんは言います。
「奴ァ人間をつくりたかったのよ」
と。
それを聞いた銀さん、
「くだらねェ
人間がつくりてーなら 嫁さんつくって毎晩腰振ってりゃいいだろ
浪漫もへったくれもありゃしねーー!!
ところで、何故林博士はそんなことをしたかったのか?
それは病弱な娘が死んでしまったから。
実験に娘を使ったが、その最中に娘が死んでしまった。
その娘の名が、芙蓉。
つまり芙蓉プロジェクトとは死んだ娘を蘇らせる事。
……なんて話だ…
病弱な娘を実験に使うって、どういう神経なんでしょう?
ちょっと理解しがたいです…
そんな話をしながら源外さんは、パソコンをいじり、林博士が殺されたときの映像を出してきます。
って、何故そんな映像を持っているんですか源外さん!?
卵を改造した時にでも映像データを拾っていたんでしょうか?
その映像データによると、林博士を殺害したのは黒幕のオッサンだったようです。
が、この際それはどうでもいい。
殺人現場を見られたオッサンが卵に全ての罪をかぶせようと部屋を出た後、それが大問題。
ゆらりと立ち上がる林博士。
卵の前に歩み寄り、
「何をしている芙蓉
早く逃げるのだ」
そう言った後、博士の顔が変形を始め…
そして…
そして……
執事に変わったァァァァァァァ!?
どええええええええええ!?
何だよ、じゃあ執事は結局ジジイなのかよ!?(そこにツッコむのかよ)
いつからロボになってたの林博士ーーーーーッ!?
あ。でも、執事が博士なら、新八はボコられてないかも?(芙蓉を守ろうとした人間を傷つけるとは思えないし)

というわけで、林博士はまだ生きている。そして黒幕の人は名前不明のまま死亡。
で、この話はどこに転がっていくのですか?
何がどうなるのか、サッパリ見当がつかないです。
とりあえず次回に大期待!

第141訓人生にセーブポイントはない
まさか……卵は生みの親である博士を殺した犯人……?
「って、んなわけあるかァァァ!!
こんなポンコツが殺人事件なんて そんなミステリアスな真似できるわけねーだろ!!」
ダッハッハッハッ
と大笑い。
機械なんだから同じ顔の奴だっているだろ、と疑惑を一蹴。
しかし卵は、
「逃亡中に何者かに破壊され 首だけになった可能性があります」
と言い出します。
そして記憶を失っている事、自分は確かに伊−零號であると主張。
それを聞き、銀さん
「復活の呪文もなしに復活した」
そこなの!?
ツッコミどころ、そこなの!?
もっと他に言う事あるんじゃないの!?
まあ、散々おちょくられたんだから、嫌味の1つも言いたくなる気持ちはわからないでもないですが。
で、データによると自分が犯人らしいと言う卵に、きちんとデータを探して答えを出せ、という銀さん。
そこで卵、
「……………
タマはデータを調べた
なんとうまのふんが見つかった」
いつまでもドラクエ気分の卵に銀さんもキレ気味。
「オイGEOに売り飛ばされてーのか」
新八も
「全然直ってませんね
初期不良っていうか もうずーっと不良番長ですよ」
と卵はバンカラなんだという見解を示します。
とにかく機械技師に見せてくれと卵に言われ、もう一度源外さんのところに行こうかと話がまとまります。
ここで新八が、根本的な問題を言い出します。
「……でも記憶をとり戻して ホントに犯人だったらどうするんです?」
そう。
そこが一番の問題です。
どうするの銀さん?
「……早々と決めつけてんじゃねーよ
まだわかんねー…」
と、うやむやな結論を出したところで、来客が。
「すいませーん
奉行所の者ですが〜」
凍りつく万事屋。
このままでは万事屋が犯人にされてしまう。
どうする?どうする!?
そこで銀さんが取った行動は…!?
容疑者を捨てる。
さっき自分がなんて言ったか覚えてますか、銀さん!?
そんな非人道的な仕打ちに卵は
この装備は呪われています捨てられません
とドラクエで対抗。
しかも呪いを解くには
「最寄りの教会にいくか ATMで300万おろして私に振り込んでください
限りなく振り込め詐欺に近い呪いの解き方だー!
とにかくいつまでも出ないでいると怪しまれる。
雑用係新八が奉行所に対応している間に卵を隠すことに。
しかし卵、
「出ないほうが安全かと」
訪問者の2人に生体反応がないらしい。
その言葉の直後、爆破される玄関。
そして現れたのは、オッサンとメイドロボとそして…
し…し…し…執事ロボだーーーーーー!!!
んだよ執事ロボがいるならいるで、早く言いなさいよね!!
機械執事サイコー!作った人サイコー!
優れた技術を大きなお友達のためにもっと無駄遣いしてー!!(何このテンション)

それはともかく、間一髪逃げ出した万事屋。
卵に、どういうことだと問い詰めます。すると
「………
返事がない。ただの屍のようだ(裏声)
………そうか。裏声を使うということは桂菌に冒されているのね、このロボは。
じゃあ仕方がないな。
しっかし、機械にまで感染するなんて桂菌の感染力は凄いなあ…
そんな卵に銀さんは、とっておきの呪文を使います。
ザオリク
すると、即卵復活。
わあ、すごーい。銀さんって魔法も使えるのね。
っつかロボなのに痛覚とかあるのか。
で、生き返った卵から万事屋へアドバイス。
「でも逃げてばかりじゃレベルはあがらないぞ
それから武器は装備するのを忘れるな
持っているだけじゃ装備した事にはならないからな」
お前は最初の村の村人か!
何その不自然な説明口調!!

とか、やっていると屋根を壊しながら追ってくる者が!
さっきのメイドロボだー。
「見つけましたの〜ホクロビーム」
ホントにホクロビームって言われてたんだ!?
襲い掛かってくるメイドロボ。
が、銀さんは
「うおっ
パンツ見えるパンツ見える」
今はパンツがどうとか言ってる場合じゃないですよ?
呑気なこと言ってるから、メイドロボが道路えぐるのを見て
「ぎゃあああああ!!」
とか叫ぶ羽目になるんだよ。
まったく男って生き物はしょうがないねェ。

でメイドロボの、あまりの性能の良さに
「家政婦じゃねーよアレ!!
兵器!兵器だよアレ!!」
と叫ぶ銀さん。
答える卵は冷静です。
「別名『くりんちゃん』
清掃能力に特化した機械で 病的なまでの潔癖症ゆえ購入者からウザイとクレームがでて返品された不良品です」
売る前に気づかなかったのかな?設定が偏りすぎたって。
と言いますか、記憶がないわりには詳細な情報が出てきたことが疑問。
すると卵、
「私の額のホクロを何度もゴミと間違えてとろうとするバカです」
嬉しかった事は忘れても、辛かった事は忘れない。
そんな生き方では幸せは掴めないわよ、卵ちゃん。

往来を驀進して追いかけてくる、くりんちゃん。
そこにトラックが突っ込んできます。
おお、ラッキー。
さらば、いじめっ子メイド。
が、くりんちゃんはほうきでトラックを爆破。
ほうきにこんな素晴らしい力が秘められていたなんて!
そんなくりんちゃんには別名がありました。
その名も鋼鉄の掃除屋(ころしや)。
もうそれ、家政婦じゃないよね?

こんな具合にくりんちゃんに足止め喰らっているうちに、すっかりメイドさんに包囲された万事屋。
メイドがズラーッと並んだ絵は大迫力。
まさに「メイドさんに冥土に送られる」って奴ですな。
って駄洒落ってる場合かー!
この状況に顔を引きつらせる銀さん。
「壮観じゃねーか。マニアなら泣いて喜びそうな絵だろ」
新八も引きつりながら、
「マ…マニアじゃなくても泣けてきます」
まるで自分がマニアじゃないような言い方じゃないですか。
新八はマニアでしょ。
僕専用の僕だけに優しいメイドを欲しがるような人間に、真人間ぶる資格はありません。

追い詰められた万事屋にくりんちゃんは、ほうきを振り回しながら卵を渡せと迫ります。
ちょっ…車吹っ飛んでるんですけど!?
っつか、後ろの方で飛んでいるのはトラック!?
どんだけ怪力なの、くりんちゃん!?
こんな危険なもんを一般に販売していたなんて信じられん!

このような危険に万事屋を巻き込んだ卵は、
「私をはなして下さい」
と健気な訴え。
ただし、銀さんの腕に巻きつけた髪の毛は離さない。
狙った獲物は逃さない。これが究極の恋愛必勝法よ!
そんな粘着な卵にくりんちゃんは聞きます。
「ホクロビーム アレをどこにやりましたの〜
林博士からアレを奪ったのはわかっていますの〜」
しかし聞かれて素直に答える卵ではありません。
「何の話ですか
うまのふん?」
と空っとぼけています。
しかしそんな事でくりんちゃんは誤魔化されません。
そしてアレについて語り始めるくりんちゃん。
アレとは”芙蓉”プロジェクトの成功に欠かせないもの。
芙蓉プロジェクトはあの方の手できっと成功する。
芙蓉プロジェクトが成し遂げられた時、機械は人間を超越する。
うーん…指示語ばっかりで何のこっちゃかサッパリわからん。
っつか、「神にも等しい存在になりますの〜」のコマのカメラアングルの際どい事際どい事。それなのに全くドキドキしない事しない事。
空知絵とエロは食べ合わせ悪いのかな。

くりんちゃんの演説を聞き、卵は博士との記憶をとり戻します。
背を丸め俯く博士。
「ああ…私は機械になりたい」
その哀しげな苦しげな背中を見つめる卵。
しかし何故博士が哀しむのか苦しむのか、機械の卵にはわからなかった。

その記憶をとり戻した卵。
その目からは涙がこぼれ落ちる。
驚く万事屋。
くりんちゃんは、それを見て確信。
「やはり持っていたんですの〜
機械が流すことは決してないその雫…
何よりの証拠ですの〜」
そしてソレを渡せと襲い掛かってくるくりんちゃん。
すかさず神楽ちゃんが傘の銃弾で足止め。
その隙に銀さんはメイド軍団にバイクで突撃。
炎上するバイクから飛び降り、銀さんは新八に卵を渡し、
「源外のジーさんの所へつれてけ!!
後からいくから早くいけェェ!!」
と。
おお。なんかすごくジャンプ的な展開…

くりんちゃんは、逃がすまいと周りのメイドに命令しようとした、まさにその口に、神楽ちゃん傘を突っ込む!
口の中に鉛玉ぶちこんでやるわ!!
とばかりに銃乱射。
オイオイオイオイ!!
何この衝撃映像!恐い恐い!
壊れたくりんちゃんの
「オ オぽォォじ…」
っていう台詞も恐い恐い恐い!
こんなグロい事をしでかしておきながら、神楽ちゃんは表情一つ変えません。
実に平静な顔で、
「しつこいネ トンボ目玉
カッコイイけど恐い…
そういや夜兎族って戦闘民族だったんだっけ。すっかり忘れていましたよ。
で、くりんちゃんを倒した神楽ちゃんにメイド軍団が押し寄せてきます。
ここで定春に乗った銀さんが救出に来ます。
が。
くりんちゃんに足をつかまれ、動けない神楽ちゃん。
絶体絶命じゃないですか!
っていうか、最後のコマのこのカメラアングルは何なの!?
やめようよ、こういうの。
エロと空知絵は絶対食べ合わせ悪いって!

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