銀魂感想 語りすぎなんじゃないのコレェェ



第150訓2度あることは3度ある
表紙。
とにかく神楽ちゃんの乳がスゴイ。
メロンがジャストフィットする乳て…
君、それはもう微乳とかいうレベルじゃなく、凹んでるんじゃないかね?

本編感想。
予想に違わず神楽ちゃんの独白から始まりました、3周年の銀魂。
真っ黒な空。
倒れた神楽ちゃん。
そこに一条の光が射し込みます。
(目覚めよ
内なる力を解放せよ)
謎の言葉に反応し、銀さんと新八も目を覚まします。
目覚めればそこは真っ暗闇。
戸惑う万事屋。
しかし二日酔いの銀さんは
「悪いけど二度寝させてもらうわ」
この状況で、無防備に眠れるなんて、並の神経じゃないです!
どんだけ豪胆なんだ、この人!
更に神楽ちゃんも
「新八 飯つくっとけヨ」
「今日当番神楽ちゃんでしょ!!」
…何でこの人たち、この状況で日常会話してるの?
しかも全員二度寝を始める始末。
こんな正体不明の暗闇の中で眠れるなんて、ちょっと情緒に問題あるんじゃないの、この人たち!

そんな豪胆な万事屋を起こそうと、更に謎の声は呼びかけます。
しかし、
「うるせーな
誰だ 妙な目覚ましかけたの」
と目覚まし扱い。
切な過ぎます。
しかも
「まだ8時だろーが!!
あと2時間は寝かせろバカヤロー」
……君タチ普段、何時に起きてるんだね?
10時起床って…ダメ人間の匂いがプンプンするよ。

そんなダメ人間万事屋にブチ切れる謎の声。
「目覚めろっつってんだろォォがァァ!!」
と説教しつつ、自ら姿を現しちゃった。
折角なんか神秘的なカンジを醸し出していたのに、台無しだー。
それでも負けずに、威厳たっぷりな口調で語り始める謎の男。(と言いますか、まんま斬月なんですが…いいのか空知?)
「わからぬか銀時
我は常に なんじと共にあり、幾多の苦難をふり払ってきたなんじが刀」
その時一陣の風が吹き、男の額にかかっていた髪がなびきます。
その額には『洞』の文字。
ま、まさか…!?
「我が名は…『洞爺湖』!!
!!!!!!
卍解フラグ来たーーーーーー!!!
が、しかし…
「……強くなりたいか銀時」
「いや いいです」


って、まだまだページ余ってますよ?

あまりにもバッサリと拒絶され、動揺する仙人。
「……え?いや…
だって…え?
……もう3周年だし必殺技とか…なんかそろそろあった方が…いいのではないか?」
そうだね。銀魂だって一応ジャンプマンガだものね。
仙人は銀魂の更なる繁栄を願って、色々考えてくれたんだよね。
なのに…
「すいません
僕ら今日定休日なんです
そろそろ帰してもらえます」
「うるせーんだヨ クソジジイ!
いいから早く元の世界に帰すアル!!」
と、まったく相手にしてもらえません。
折角「漫画的にも簡単にキメゴマをつくる」ことができると、気を遣ってくれているというのに…
そりゃこんな扱い受けりゃ、半ギレもするさ。
でもさあ仙人…
『全解』とか『風戦丸』とか かなりアレ使えるんだけどな〜」
って、お前それパクリじゃねーか!!

で、仙人は勿体ぶって、あとで頼んだって遅いから、と言います。が、万事屋は聞きもせず就寝。
「つーか教えてくれって言えよォォォ!!」
もう、なんか…仙人が気の毒で仕方ないよ。話くらい聞いてあげようよ。
無視はイジメの中でも一番陰湿なやり方だぞ?
そんなイジメにめげず、仙人は万事屋を起こそうと頑張ります。
「今から3秒以内に起きなかったら ももに蹴りパーン入れていくから!
マジだから!いやマジで仙人いくから!歩けなくなるよマジ!」
こりゃまた小学生チックな仙人だな。
構ってほしいのバレバレだぞ。
で、カウントダウンを開始する仙人。
3カウントの手前で、
「ハイ3ぁぁ…
『ん』言っちゃうよ〜!言うよ〜!!
5秒ルールにしてやろうか!
特別ルールで5秒に…」
「うるせェェェェェ!!」
パァン パァン
銀さんと神楽ちゃんのダブルキック。
同時攻撃はキッツイわァ…
仙人はそれでも「なかなかやるではないか」と威厳は崩さない。でも涙目。
もう無理だよ仙人。
君が万事屋より優位に立つことは不可能さ。
それでも仙人は負けない!
震える体を起こし、万事屋に語りかけます。
「まだ甘い
お前達はまだ強くなれる」
仙人を涙目にする位 強くなれたんで、もう充分です
帰らせてください」
「必殺技を覚えれば涙目どころか 私の目鼻口 身体中のいたる穴から体液を吹き出させる事も可能だぞ」
それは もうほとんどお前の必殺技だろうが
何を言っても銀さんには勝てないよ、仙人。
銀さんの方が二、三枚上手だよ。
そこで仙人、攻め方を変えます。
「何故そこまでかたくなに必殺技をこばむ?
なんだ?
照れてるのか?
必殺技の名前とか叫ぶのが恥ずかしいのか?ん?」
…それは君…言っちゃっていい事なのか?
そんな本音を言っちゃったら、いろんな所で角が立つんじゃないか?
っつかブリーチへの当てこすりに聞こえるのは、私の心が歪んでるからなのだろうか?

必殺技を拒み続ける銀さんに、必殺技の必要性を説く仙人。
「それに格闘ゲームなどを発売すると想定した場合、必殺技がないと大変地味なゲームになる
大人の事情も考えろ
バンダイがどれだけ苦労したと思ってるんだ
過去形だとぅ!?
それはつまり、制作会社との打ち合わせは既にある程度進んでいるということなのか!?
近日、銀魂格ゲーが発売されることをマンガ内で発表しているのか!?
こいつぁ新しいプロモーションだ!

それほどまでに勧めても銀さんは全く必殺技に興味なし。
そこで仙人、
「永久にお前達はこの世界から出られない」
質悪ッ!!!
相手にしてもらえないからって、そんな質の悪い嫌がらせする奴がいるか!
しかし万事屋はこの程度の事で動じません。
「ああ、いいよ別に」
「しばらく厄介になるアル」
と言うなり、勝手に部屋をあさり始める万事屋。
ベッドの下からエロ本出てきたり、ちぢれ毛発見されたり、ゴミ箱からガッチガッチのティッシュを発見されたり。
もう仙人大変!
挙句の果てには勝手に卒業アルバムを見て大爆笑する銀アンド神楽。
なんて迷惑な連中だ。
……ってか卒業アルバム、洞爺湖ってば望ちゃんの隣じゃないの!
うらやましッ!
しかし学ランに仙人ヒゲって激しく似合わないなあ…

まあ、そんな感じで部屋を荒らされまくった仙人、遂に
「帰れェェェェェ!!」
と言い出します。
帰さないって言いだしたのは、自分なのに…
で、部屋から出て行こうとする仙人。
しかし、
「アンタ何勝手な事言ってんのォォォォォ!!」
母ちゃんキック炸裂!
突然部屋に乱入してきた仙人の母ちゃんが説教開始。
仙人なのに母ちゃんに説教されるってどうなの?
それも客の真ん前で説教されるってどうなの?
キッツイよなあ…キッツイよ…
挙句の果てには母ちゃんに
「あの悪いんだけど あの子から必殺技…習ってもらえる?」
と頼まれる始末。
しかも万事屋から生暖かい優しさをかけられる始末。
そんな事されたら、そりゃあまりの惨めさに涙も出るっつーの。
「もォいいよホントッ!!」
と泣き出す仙人を、一生懸命必殺技考えてたじゃない!と励ます母ちゃん。
母ちゃん、それは逆効果だよ…余計惨めになるだけだよ…
それでもしつこく
「ホラ!お母さんに はなってみなさい必殺技!!
みんなに見てもらおう!」
と要求する母ちゃん。
そのあまりのうっとうしさに、
「お前が うっとーしーんジャンボリックマグナム!!!
必殺技うっちゃった!
っつか、この必殺技、刀使わないじゃないか。
この技覚えたら、洞爺湖必要なくなるんじゃないの!?

と、ここでタイミングよく帰宅する父ちゃん。
ネクタイハチマキして酔っ払いモード全開、いい気分で帰ってきた父ちゃん。
しかし倒れた母ちゃんと息子を見て、凍りつきます。
「お…お前…母ちゃんを…
母ちゃんをどうしたんジャックニコル砲!!
駄洒落大好き一家か、仙人家。
で、何故か父と息子で一騎打ち展開に。
ここで
「このままじゃ家庭崩壊…」
と一家の幸せのため、走り出す銀さん。
そして神楽ちゃんと共に、両者のふとももを
パァン
あまりの絶叫にのた打ち回る父子。
しかしそれでも威厳を見せようとする仙人。
「う…う
完璧にマスターしたようだな
それがお前の必殺技『ももパーン』だ」
ダサッ!!
このダッサイ必殺技に万事屋ブチキレ。
「いるかァァァァァ!!」と仙人に襲い掛かる。


………という夢でしたとさ。
神楽ちゃんってば、寝る前にブリーチ読んでたのね。それでこんな夢見ちゃったんだね。
パクリじゃないんだ、脳にブリーチが焼き付いてたからなんだ。ブリーチが印象的だったって事なんだ。
だから怒っちゃやーよ久保センセ。

第149訓人生もゲームもバグだらけ
さて1対1のイーブンとなったゲーム対決。
最終戦はタッグマッチ。
そう聞いた沖田は、
「同時に2人叩き潰せる」
すかさず神楽ちゃんが反論。
「上等だよ。叩き潰してみろヨ
手にいっぱい変な汁とか飛び散ってもしらないアル」
オイオイ叩き潰される気満々じゃないですか!
返り討ちにしてやるとか、そういう勇ましい台詞はナシなの!?
むしろ「変な汁とか飛び散っちゃうよ、気をつけて」的な優しさすら垣間見せてません?
神楽ちゃんってば、なんて心優しい少女なの!

で、タッグマッチに使用するゲームはRPG『どらごんはんたー3』だそうです。
って、また対戦に向いてないジャンルじゃないの……
無難に格ゲーとかで対決しとけよ。RPGじゃ勝ち負け、判断しにくいだろ。
しかも何故か司会者が花野アナに交代しています。
店長どこ行った!?あの素敵シルクハット店長はどこにー!?

まあ、それはともかくドラゴンハンター3です。
このゲームはバーチャルコントローラーなるものを使用し、プレイヤーはゲームに入り込んだ気分でプレイできる、とのこと。
早速ゴーグルと手袋、ブーツを装着する4人。
すると目の前には中世ヨーロッパの町並みが現れます。
大はしゃぎする神楽ちゃん。
その横にはステータス画面。
かぐら  レベル1
きんとき レベル1
「オイ 俺の名前間違ってんだけど
『きんとき』なんですけど」
すると花野アナの解説。
名前は4文字までしかつけられません
濁点も1文字に入るんで我慢してください

「なんでこんな凄ぇゲームなのに そこだけファミコン並のスペックなんだよ」
初期のドラクエかい!
ちなみに真選組には土方十四郎という無駄に長い名前の人がいるわけですが…
「土方さん ききましたか
土方さんは名字も下の名前も無理なんで 俺が適当につけときました」
わあ。沖田君ってやっさしーい。
気の利く部下を持って土方改めちんかすさんも幸せね☆

そんなわけで、名前の入力も済んでいよいよ勝負開始。
盗賊団退治にレッツゴー。
が、ちんかすさんのステータス画面に異常が。
何故かステータス画面が赤くなっています。
そしてステータス画面に表示されたHPは、たったの3
前世で悪事でもやらかしたのかという程の低ステータスっぷり。
その様を見て銀さん高笑い。
しかし歩き出した途端、
ゴフェ
血を吐く銀さん。
そのステータス画面には燦然と輝くどくの2文字。
えぇぇぇええぇぇ!?
「なんで生まれた時から画面緑色なんだよ!!」
抗議する銀さんに、神楽ちゃんは冷たい目を向けます。
「これだから男は…
どこの女からもらってきたアルか!!」
「性病みたいな言い方すんじゃねーよ!!」
オイオイよい子も見ている少年ジャンプで性病とか言ってるんじゃないよ。

そんなこんなで、1歩も歩けなくなった銀さん。
神楽ちゃんに毒消し草をとってくるよう頼みます。
これを見て、俄然有利になったと余裕タップリに歩き出す土方。
しかし、うっかり足の小指を看板にぶつけ、
『ちんかすは死んでしまった』
弱ッ!!
「どんだけ弱ェんだァァァ
スペランカーか!!」
確かにこの弱さ、スペランカー並だ!
下手を打つと、ゲーム開始直後に落下して死亡するという、あの伝説のスペランカー!
下り坂でジャンプすると死亡するという、あの伝説のスペランカー!
それをまさかこの目で見ることが出来ようとは…

で、そんな弱勇者を速攻で見捨てる沖田。
土方は捨てられてなるものかと必死。
「待てェェェェ!オイぃ
教会まで連れてけェェェ!!
勇者様ァァァァ!!
沖田を勇者様と呼んじゃうほどに必死。
まるで別れを切り出した男にすがりつく女のようです。中島みゆきに歌われそうなくらいのすがりつきっぷり。
そんな土方を安心させようと沖田は言います。
「大丈夫です
教会いって生き返らせるにゃゴールドが足りんので ちょっくらモンスター倒して稼いできまさァ」
ワーオ沖田って頼りになる〜。
で、頼もしき勇者はカジノへと入っていきました。
「オイぃぃ!
そこにモンスターはいねーよ!!
欲望という名のモンスターしかいねーよ!!」
残された土方の叫び声は、ただ空しくこだまするのでした…

一方万事屋チームは…
神楽ちゃんが長老からどんな病気も治せる薬の情報を聞いていました。
その薬は城塞都市パレスにあるという。しかしパレスは妖魔宰相ベリアスに占領されていた…
なんか、話が無駄にデカくなってきています。
毒消し草を探しているだけなのに!
銀さんが遠くから軌道修正しようとしていますが、悲しいかな、遠くでどんなに叫んだって神楽ちゃんには届かない。
完全にパレスに行く方向に向かっている神楽ちゃんに、長老は餞別を渡します。
「ベリアスは毒の息を吐くという噂じゃ
餞別としてこの『毒消し草』をもっていくがいい」
どあ!!
思わぬ方向から毒消し草ゲット!

やったね銀さん!
と思ったのに…
「ありがとう長老」
もっさもっさくちゃくちゃ
食ってるーーーーーー!!!
なんかもう色々間違い過ぎてて、どこからツッコめばいいのかわからーーーーん!!
この展開に銀さんも大混乱。
「せめてベリアス戦の時に使えェェ!!」
もはや自分が解毒される可能性は諦めています。
悲しすぎる…
「ベリアスの弱点は頭だ
負けるでないぞ」
という長老の激励に、
「違ぅぅぅ!
頭はベリアス以上にその娘の弱点!!
と叫ぶ銀さん。
長老!餞別は毒消し草より、かしこさのたねにしてくれ!

孤独に放置された銀さんと土方。その場で大声を上げ、助けを求めます。
が、ゲームキャラ達はガン無視。
だってゲームだもん。設定された行動以外はできないよ?
そこで銀さんが打開策を提案。
棺桶に乗り、長老に引っ張らせる。
ヒドイな、この策!二重三重に不謹慎だよ!!
死んだ人は大事にしようね。お年よりは大事にしようね。
そういう道徳的なこと、一切無視ですよ!
成人男子2名をご老体に引きずらせようとは、なんと外道なことか。
しかし、そんな仕打ちに黙っているほど、銀魂界のご老人はやわではありません。
長老は2人を引きずったまま町の外に出てしまいました!!
長老、行動範囲広すぎ!!
まさかこんな事になるとは思っていなかった銀さん、長老に戻るよう指示。しかし…
『へんじがない
ただの長老のようだ』
シカトだーーーーーーー!!!
しかも
『モンスターがあらわれた』
最悪の状況だーーーーーーー!!!
コマンド にげる を選択するも、長老はやはり無視。
やいのやいのと銀さんと土方が大騒ぎしても、
『へんじがない
ただの長老のようだ』
しかも、ほくそ笑んでるーーーーーー!!!
長老だけは敵に回しちゃいけねえ…いけねえよ…
そうこうしている間にもモンスターは襲い掛かってきます。
しかし土方は棺桶の中。戦えるのは銀さんだけ。しかも武器らしい武器も持っていません。
焦りつつ、どうぐの欄を見てみると…
どうぐ
 ちょうろう
何故か長老がアイテム扱いされています。
ためしに装備してみると、
かいしんのいちげき
モンスターABに365のダメージをあたえた』
ス…スゲエエエエエエエ!!!
攻撃力高ェ!かいしん率高ェ!その上全体攻撃だ!!
何、このパーフェクトな武器!!
私も長老装備したいよ!長老さえあればドラゴンキラーもエクスカリバーも村正もいらないよ!

そんな長老の威力を目の当たりにした銀さん、
「助かりました長老
あの さっきはなんかイヤな事いってすいませんでした」
そう言う銀さんの目には、尊敬の色が…
あの年中無休で常に死んだ目をしている銀さんが尊敬の眼差しを見せていますよ!こりゃエライこっちゃ!
ですが…
『へんじがない
ただのしかばねのようだ』
………………
昇天なさってました…
途端に濁りきった死んだ目に戻る銀さん。
「長老は天寿をまっとうされたんだ
俺のせいじゃねェ
たまたまタイミングがジャストフィットしただけだ」
いけしゃあしゃあと!!
そんな人でなし銀さんに常識人土方は抗議。
「絶対お前がやった!
自首しろ!
さもなくば現行犯逮捕だ!」
しかし銀さんは冷たく、
「お前もただの屍だろーが
返事をするな」
と言い放つだけなのでした。

その頃、神楽ちゃんは…
長老の気が消えたことを感じ取っていた。
っつか、神楽ちゃんレベル82って…!
しかも既にベリアル倒してるよ!!
カッコエエエエエエ!!!
大剣背負って立つ姿がエライ漢前です。まさに勇者様!
しかし、ここまでやっても未だ毒消し草は手に入れていないのであった……

もはや頼れる人などいない。そう悟った銀さんは、自力での移動を開始します。
棺桶に乗ったまま、長老をオール代わりに前に進んでいきます。
どんだけ人でなしなんだ、この人…
そしてそのまま盗賊の洞窟に突入。
すると、そこには回復の泉が!
これで完全回復、戦線復帰。
復活した2人はキラキラしています。
レベル1の分際でちょっと誇らしげな顔しちゃってます。
どくが抜けても、生き返っても、君たちがレベル1であるという現状は変わらんのだよ?

で、回復したことだし、もう協力し合う理由もない、と別行動をしようとする銀さん。
それを土方が呼び止めます。
なんだなんだ?1人じゃさびしいとでも言い出すのか?
「長老をこっちに渡せ
これ以上 長老を苦しめるんじゃねェ
もう充分利用したはずだ」
おお、常識人の発言!
しかし銀さんは長老を離そうとしません。
「今さら長老と別れろというのか
俺はもう長老なしじゃ生きられねーんだよ
長老じゃなきゃダメなんだ」
おお、情熱的な発言!
そんなわけで、長老をめぐる三角関係が発生。
長老モッテモテ〜。

で、2人が長老を取り合っていると、盗賊団があらわれた。
しかし勇者達は盗賊に気づいていない。
盗賊の先制攻撃!
勇者達は、
「もう わかった。わかたって。
んじゃあよォ平等に2つにわけよう
長老を2つに折った!
ええええぇぇぇえええええ!?
折っちゃダメだろ!何やっちゃってんだ、この人でなし勇者ーーーー!!
土方、止めてくれーーーー!
「オイ ちゃんと均等になるように真ん中で折れよ」
アンタ常識人側の人間じゃなかったのかーーーーーー!?
しかも、
「オイ!
なんかコレ使いづれーな
やっぱ そっちとかえろ!」
とか言ってますよ、このちんかす勇者ー!
裏切られた!!
コイツ全然常識ないよ!
長老を何だと思っているの!誰かー長老を愛してくれる人はいないのですかー!?

と、そんな人でなし達のバトルに乱入する雷。
これは一体何者か…?
おーっと勇者沖田だー!そしてその手に持つのは、
王様でさァ」
王様さえも手中に収めるとは…只者じゃないな!
だって皇子だもん。
これで形勢は一気に真選組優位になった
…かと思われたその時、再び何者かが乱入してきた!
宙を飛び、現れしその人は…
勇者神楽!!
しかもその手に持ちたるは、
魔王だァァァァァァ!!
魔王を手に入れやがったアイツ!」
たった1話で、長老から魔王までバージョンアップしちゃいました!
流石はジャンプマンガ。パワーインフレが凄まじい!

それにしても皆を見下ろす勇者神楽の表情の雄雄しさときたら…
私の胸はドッキンコ☆です。
今週は銀魂内の美形男が揃っていますが、その中で一番漢前なのは誰かと問われたら、私は迷いなく「勇者神楽様だ」と答えることでしょう。
かっこよすぎますよ、今週の神楽様は!!
超絶漢前ーーー!!抱かれたいーーーー!!(またおかしな事言い出したよこの人!)

勝利を確信し、高らかにお笑いになる神楽様。
反発する真選組。
今まさにバトルは最高潮。
が、銀さんがここでトイレ休憩を取ります。
トイレに行こうとゴーグルを外すと、そこには…
ボコされた新八の顔が……
何故?
と見回せば、辺り一面死屍累々。
ゲームに夢中になりすぎて、見物客を巻き込んで暴れちゃってたみたい。
現実を認識し、銀さんは顔を引きつらせ、そして黙ったままゴーグルを掛け直します。
見てない見てない。嫌な事は何も見ない。
そして一言
「いや〜〜〜〜〜やっぱゲームは1日1時間だわ」
オイー!!!!

第148訓休みだからってゲームばっかやっちゃダメ
キノコを食べつつ乱入してきた配管工に、行列の人たちはざわめきます。
「オイ!あのキノコ
あ…あれひょっとして世界で一番有名な配管工マリ…」
ここで配管工はドキッパリと言い切ります。
「マリオじゃない」
そして続くセリフは毎度お馴染みの…
「カツオブフォォ!!」
ナーイスツッコミし・ん・ぱ・ち!
危うく正体がバレるところでしたよ。
桂が捕まらない様、きちんとツッコんでくれるなんて新八は優しいな…
まあ、飛び蹴り喰らわす必要はないけどな!
ってなわけで、桂のうすっぺらな変装をフォローする新八。
しかし、
「こんなところで お目にかかれるとは奇遇じゃねーか」
と声をかけてきたのは鬼の副長。
バレたか!?
「あの…あとでサインとか…もらっていいスか マリオって
十四郎君へって書いてほしいんですが ここに」
マリオが実在してると思ってますよ、この人!なんてピュアな男なの。
しかもマリオへの食いつきが凄いです。
サインがダメと言われれば写メ、それもダメなら握手と。
マリオとの思い出作りに必死です

そんな土方を、
「だまされちゃいけやせんよ」
と眼光鋭く制す沖田。
(ヤバイ沖田さん!!
この人は鼻がきくから)
と焦る新八。
「そんな長髪のマリオなんざ見たことねーぜ」
と的を射た発言。しかし心配ゴム用。
「本物は あっちだ」
沖田が示す先にはヒゲと帽子を装着したエリザベス。
おまっ…共通点1個もなくなってるじゃないか!!

そんな沖田に土方は
「バカかオメーは
アレは弟さんのルイージに決まってんだろ 緑色だろーが」
色以外にツッコまなきゃいけない点いっぱいあるでしょーが!
そしてそれを発端に始まる言い争い。
「セガ派は黙ってドリキャスやってろボケ
シェンムーの続編ずっと待ってろボケ」
「言われなくても待ち続けまさァ
きっといつか戻ってきまさァ」
シェンムーはもう諦めなよ…流石にもう出ないって…
そんな醜い言い争いを止める近藤さん。
しかし
「ゾニー派は黙ってろや」
と一蹴されてしまいます。
どうでもいいことなんだけど…ソニーと任天堂は偽名使ってるのに、何でセガだけ実名なんだ…?
そんな感じですっかりだまされている真選組を見て自信を深めたのか、桂は自分も勝負に出ると言い出します。
バレるなよという銀さんに、
「フン
ヅラじゃない…カツオだ」
と、いつものネタを封印したことを示す桂。

そんなわけでギャルゲー対決はっじめー。
ギャルゲーの申し子近藤さんはテキスト読まずに進めていきます。
ストーリーなぞ分からずとも、最良の選択肢はわかる、という確たる自信に裏打ちされた大胆な作戦です。
2次元に生まれてくればいいと言われたのは伊達じゃないぜー。
そしてヒロインと遭遇。
このパターンはパンをくわえたヒロインとぶつかるパターンだ、と読みきる近藤さん。
そしてその読みの通り、曲がり角で女の子と衝突。
「いたたたた」
と言っている女の子がくわえていたのは…
カジキマグロだァァァァッ!!
何この電波ヒロイン!?
しかも口から落ちたカジキがビチビチしています!これはつまり生きたカジキをくわえてたってことですよ!
どんだけアゴ強いんだよ!!
この個性的なヒロインに絶叫する近藤さん。
「どんなヒロインだ これェェェ!!朝飯 何食ってんだ!!」
それに対し、広報の山田さんは表情も変えず
「バキボキメモリアルのヒロインは今までのヒロインと一味違って、かなりの天然という設定です」
『かなりの天然』の一言で済ませやがりました。
そんなん言われたら、そら近藤さんも力一杯ツッコみますよ。
「天然モンだよ!!
相当なイキのよさだよコレ!!」
と言いたくもなりますよ。
それでも何とか冷静に選択肢を選ぶ近藤さん。
A 遅刻覚悟で助け起こす
B 無視して寺子屋へ急ぐ
さあ、どっちを選ぶ?
って聞くまでもないですよね。勿論Aですよね。
って、でも主人公が助け起こしたのはカジキでした。
ギャルゲーなのに、ギャル放置ってどういうこっちゃ!
「あー、これで彼はマグロルートに入っちゃいましたね」
とりあえずバキメモのシナリオライターはここに来い。んで正座しろ。説教しちゃる。
っつか、マグロルートって何だよ?
「これからマグロになり 30分何も感じないし動けません」
そういう意味のマグロ!?

というわけで、出遅れていた桂が俄然有利に。
ごっつぁんですとばかりに近藤さんが選ばなかったBを選ぶ桂。
が…
「私を捨てるなんてひどいじゃない」
刺されたァァァァァ!!
原素子かよ!!
いや、いくら素子さんでも初対面の男刺したりはしなかったよ!素子さんより恐いよ、この娘!
そんなあり得ない展開によって、桂は最初からやり直しに。
これに観客大ブーイング。
「そもそもギャルゲーをゲーム勝負に使うこと自体おかしいぞ!
もっとわかりやすい対戦があんだろ!」
まったくだ!
そこで、ギャルゲーと並行して第二戦を行なう事に。
対戦ゲームは「信長のゲボェ」
………弁天堂は嘔吐音に何か思い入れでもあるんですか?
どうやら落ちモノゲーのようですが、落ちてくるのが信長のゲボェという時点で、気が狂ってるとしか言いようがありません。
なんで開発途中で誰か止めようって言い出さなかったの?もっとまともなゲーム作りたいと思う人はいなかったの?
ここで新八、
「パズルゲームは得意です!」
と勇ましく第二戦に名乗りを上げます。
………あれ?アンタ、ゲーム自体あんまやったことなかったんじゃ?
やったことないくせに得意ゲームジャンルがあるの?
矛盾してるぞ、コラ。
そして真選組側は山崎を投入。
この対決に、
「おおーっと これは予想以上に地味なゲームに地味なプレイヤーがそろってしまった」
と失敬極まりない解説。

そんなこんなで第二戦開始。
早速、画面上の信長がゲボェを吐きはじめます。
最悪な絵面だ…
しかも
「ウ゛ォボロレ゛レ゛レ゛レ゛レ゛レ゛」
新八の方の信長だけ、やたらゲボェ吐きまくり。
これはどういうことですか、広報の山田さん。
「相当昨日飲んでますね、コレは
恐らく本能寺の変の件で深酒したんでしょう」
……本能寺の変の後なら、信長この世にいないのでは…?
こうして理不尽にも不利になった新八。
一気消しを狙うあまり凡ミス連発。
対する山崎は地道に一列ずつ消していく戦法。
こうしてじわじわと追い詰められていく新八。
この勝負、地味に徹した方が勝つ。
その真理に新八は気づく事ができるのか?

一方のギャルゲー組はというと…
近藤さんが遂にマグ子とデート!
…ただし親同伴でね。
それを鼻で笑う桂。
そんな桂はちゃんとデートにこぎつけていました。
相手はお母さんだけどね。
人妻好きは伊達じゃないぜー。
というわけでお母さんと何度かしっぽりいってしまった雰囲気の桂を嘲笑う近藤さん。
こっちは親同伴とは言え、立派なデート。
「このツボは幸せを運ぶツボといわれてるんだけども 今ならたった1千万で買うことができるの」
何この悪質な親子!
ギャルゲーなのに恋も愛も夢も希望もないよ!?
しかも選択肢は
A ツボを買う
B 幸せになる
選びたい選択肢がないときたもんだ。
そんなわけで近藤さんはあえなくYou Are マグロ漁船となってしまいました。
(何このゲームオーバー)

これで桂が有利になったかというと、そんなことはなく、お母さんにつきまとわれてヒロインをオトすどころじゃない状況。
しかもお母さん、娘が邪魔とか言い出しました。
何このドロドロの展開!?
もうこれギャルゲーじゃないよ!
「私が あの娘をガケに誘い出すから あなたがあの娘をガケからおとして!!」
!?
そういう意味の落とすだったの!?
先週の神楽ちゃんが大正解だったの!?
思いがけない展開に絶句する近藤さん。その顔を見てニヤリと笑う桂。
「フン 言ったはずだ
恋愛は何が起こるかわからんと」
圧倒的な恋愛経験値の差を見せ付けられ、絶望の中、近藤さんの手はコントローラーから離れようとしていた…

そしてゲボェ組の勝負は…
着々とゲボェが溜まっていく新八。
画面を見つめながら山崎は言う。
「新八君 残念だよ」
「目立たないといっても君には伝家の宝刀『ツッコミ』がある
ミントンとカバディしかない俺とは しょせん格が違ったんだ
君と俺とじゃ地味の器が違う
やめてーーーー!!
そんな憐れみをかきたてる自慢はやめて!!
圧倒的な地味度の差を見せ付けられ、絶望の中、新八の手はコントローラーから離れようとしていた…

が。
ボタン連打の音が会場に響き渡る。
これは一体…?
マグ子の乳首を小刻みに調べ続ける近藤さん。
ゲボェを壁に叩きつける新八。
彼らはまだ諦めてはいなかったのだ…!
持てる技術の全てをつぎ込み、あらゆる手段を駆使し、彼らは戦い続ける!!
その情熱に答えるように、マグ子は顔を赤らめていき、壁は壊れゲボェは敵陣に流れ込む。
土方は、そんな彼らの姿に桶狭間での信長の姿を重ねます。
「最後まで諦めねェ折れねェ根性
それが桶狭間の奇跡を呼び起こしたんだ
………諦めの悪い奴には誰も勝てねェ」
まさに、あきらめない限り人はなんだってできるッ!ですね。
でも…
「まァ別にそれと今回の事とは全然関係ないんだけども」
なら期待持たすような事言うなや!
というわけで順当に負けた新八と近藤さん。2人揃って、恥ずかしがっている姿は何だかちょっぴり可愛らしいです。

そんなわけで勝敗は1対1のイーブンとなりました。
ここで沖田と土方の出番です。
「どっちとやります?
俺ァどっちでもいいや どっちもおもしろそうだし」
というポジティブ沖田に対し、
「どっちも不快だ」
とネガティブ土方。

というわけで以下次号。
年越しどころか1月いっぱいゲーム対決が続きかねない雰囲気です。
「今年もよろしくだぜ」
「いいんだよ
単行本になったら どーせうやむやになんだよバカヤロー」
それがわかってるなら、なんで長引かせるんだー!?

第147訓ゲームは1日1時間
電気屋の前に出来た長蛇の列。
彼らの目的はただ1つ。
弁天堂の新型遊戯機OWee(オヴェェ)を手に入れること!
ってネーミング最悪だな。こんな嘔吐してるみたいな名前のもん、ヒットするか!

そんなわけで花野アナが並んでいる人たちにインタビュー。
「いつから並んでいるのですか?」
武蔵「……3年前かな」
それは並んでいたんじゃない。住んでたんだろう。
キャサリン「ゲームナンテ興味ハナイデス。ネットオークションデ高値デ売リサバキマース」
って、その後ろにいる長谷川さんは何なの!?
何2人で並んでるの!?
デートか!?ゲーム機購入を名目にした年越しデートなのか?

そんな感じでリポートをしめようとすると、どこからともなく煙が…
煙の出所を追ってみれば、焚き火をしている万事屋3人。
注意されても、寒いからと言って止める気配なし。
止めろよ新八!お前が止めなきゃ誰が止めてくれるんだ!
お前が常識の砦にならんでどうする!?

更にヒゲつき銀さんが神楽にやきたてパンを差し出します。
「つーか無駄にうまそっ!!
ハイジ!?ハイジが食ってた奴!?」
トロトロチーズをハフハフ言いながら食べる万事屋の姿に、行列に並ぶ人たち騒然。
「なんで行列の真ん中でハイジの奴食ってんだよ!」
…ハイジを食っていると誤解されそうだ、この言い方。
そんな行列の人たちの視線を受け、神楽ちゃんは
「おじいさんペーター達にも分けてあげようよ」
と優しい言葉。しかし、銀さんは
「これは私達が育てたヤギからしぼりとった乳で つくられしチーズ(いつヤギなんか育ててたんですか!?)
働かざる者食うべからず
かわいそうだがこれがアルプスの掟だ」
と、やたらめったらチーズトロ〜〜〜リさせながら言い放つ。
更に続けて
「何かを得るには それ相応の代償が必要なんだよ
例えばそうだね。彼等が並ぶ順番を交代してくれるとか
きたねーーーーーーーーーー!!!!
大人って汚いよ、ママン!
しかもチーズをゴムパッチンのように伸ばして、トロトロさ加減を見せつけやがりますよ!?
こんなん見せられて我慢できるかー!
というわけで行列は崩れ、
「君達、僕が順番を代わってあげるからハイジを!!」
「待て!!ハイジは俺のものだ!!」
ハイジ大人気。
世はまさにロリコン戦国時代。

で、この混乱の元凶万事屋は、まんまと前へと進んだのでありました。
………恐ろしい人たち…
ところで何故万事屋がゲーム機の列になど並んでいるのか?
ゲームとは無縁そうな人たちなのに…
と思ったら、どうやらそういう依頼が入った模様。
「何が悲しくて大晦日にガキのおもちゃ買いに並ばにゃならねーんだ」
と愚痴る銀さんに、神楽ちゃんは
「変わった年越しと思って楽しむしかないアル
神社で並ぶかゲームで並ぶかの違いアル」
と悟った発言。
神楽ちゃん、大人だわ…

まあとにかく、こんな年越しをする奴が大量にいるなんて、こんな世の中腐ってる。こんな世を壊そうとする桂の気持ちもわかる。
と珍しく桂に肯定的な意見を言う銀さん。
が。
当の桂さんは…
「他のお客様の迷惑になりますので、こたつはちょっと」
こたつ持ち込みで列に並んでた!!!!
腐ってるのは、世の中でもオタクたちでもない!
この男だ!!!!!
で、注意された桂さん、
「エリザベスがまだ食べてるんで」
と言い出します。
しかし当然そんな理屈は通用せず、店員と押し問答になる桂。
散々もめた後、
「エリザベスがまだ食べてるでしょぉーがァ!!」
逆ギレだよ、こいつ!!
エリザベスが…じゃないよ!
お前の世界の中心はエリザベスか!!
そんな桂を発見した万事屋。
蹴りで桂を黙らせます。
世間に迷惑をかける友人を止める勇気ある行動ですね。
と思いきや、
「やりましたね
これでまた10番位、前に進みましたよ」
桂を諌めると見せかけて、本当の目的は横入りか!!
どいつもこいつも非常識人ばっかりか!
そんな銀さんに、
「銀時、貴様もおちたな」
と鍋を滴らせつつ桂。
「うるさいよ
光の速さで地上に落下してる奴に言われたくねーよ」
いや、もう地上どころか地下にめり込んでるでしょ、桂は。
ところで、なんで革命家がゲームなんて買いに来たんですか?
「世の中の流れがどこに向かっているのか、革命家は しる必要がある
たとえファミコンのことでもだ」
ゲームはみんなファミコン…おじいちゃんの思考回路じゃないですか。
と思ったら、
「なんでも今度のファミコンはすごいらしいな
ファミコンとディスクシステムが一体化したツインファミコンという…」
本気でファミコン買いにきてた!
しかもツインファミコンって!!何十年前の世界の人間だ、お前は!
この人、過去からタイムスリップしてきた人なんじゃないの?とてもじゃないけど、現代人だとは思えませんよ。
で、ファミコンが出ないと知った桂、
「なんだと
再びマリオに会えると思ったのに その道は閉ざされたか」
再びどころか何十回もよみがえってるよ あのオッさん!
マリオは永遠に不滅です。
「そうか…あのコンプレックスの塊の弟の方も健在なのか?」
失礼な事を言うな。
ルイージにはルイージの良さがあるんだ。桂の言う事など気にせず、自分の長所を伸ばしていくんだよルイージ。
ところで指名手配犯なのに、こんなところに来ていていいんですか?
「フン
年末にこんな所にいるヒマな警察などおるまい」
「ヒマな革命家はいるんですね」
はい、痛烈な嫌味入りましたー。

と、ここで店員ともめる人たちが…
「他のお客様のご迷惑になりますので お風呂はちょっと」
ヒマな警察いたーーーーーー!!!
っつか、どうやって用意したの風呂なんて!大掛かり過ぎるわ!
で、注意する店員に食ってかかる沖田。それを諌める近藤さん。しかし風呂を止める気はサラサラ無し。
「まだあそこ洗ってないんで」
洗う気だよ、この人!
ちょっ…洗うって事はアンタ、この衆人環視の中パンツ脱ぐつもりですか!?
自分の下半身に自信持ちすぎです!
と言いますか、実際に脱いだら犯罪だろ。猥褻罪かなんかでしょっ引かれるんじゃあ…?
ヤバイよ、このままじゃ近藤さん、犯罪者になっちゃうよ!警察官なのに!
その時、土方降臨。
土方の蹴りにより、事態は収拾されました。
っつか、なんか近藤さんのパンツが蹴られた瞬間、ふんどしに変わってるんですが…?
パンツの下にふんどし履いてたんだろうか?
おもらし対策で常に2枚下着を履いているとか?

真選組の姿に舌打ちする桂。
「こんな所で出くわすとは」
そこに新八、
「バカ達による奇跡的な競演ですよ」
はい、また痛烈な嫌味入りましたー。

それでも一応、桂を真選組から隠す万事屋たち。
桂がこたつに避難したところで、土方が到着。万事屋に話しかけてきます。
「てめーら こんな所で何してやがる」
「そのセリフ そのままバットで打ち返してやるよ」
「そのセリフをさらにそのままバットで打ち返してやるよ」
「そのセリフを…」
小学生か!ちっさい意地の張り合いしやがって。
と、ここで沖田と近藤さんも合流。
皆で仲良くコタツに入ります。
こうなると中にいる桂はたまったもんじゃありません。顔踏まれまくり。
一応美形な顔が台無しです。

で、近藤さんは万事屋を嘲笑します。
「何何?
お前らもひょっとしてゲーム買いにきたわけ?
ププ〜〜年末なのにヒマな奴ら〜」
それを貴方が言いますか…?
と思っていたら沖田が、
「近藤さん
そのセリフは全て俺達にも降りかかってくるんで やめてくだせェ」
沖田はいつも私が言いたいことを言ってくれる。まさに心の友ですな。
それでも近藤さんは懲りずに挑発を続けます。
この店の在庫は108台。ちょうど土方のところまでしかゲームは行き届きませ〜ん。
…って、でも土方ここにいますよ?
「……アレ?
なんで…ここにいるんだトシ」
「寒いから」
ウソつけ。1人で並んでるのが寂しかったんだろ。
この寂しんぼう!
これではOWeeは手に入りません。
慌てふためく近藤さん。
実は近藤さんはお妙さんに「キャバ嬢全員分のOWee手に入れてこいや。できなかったら眼球にデコピンな」と命じられていたのです。
イジメ、かっこ悪い!
っつか、どう頑張ってもキャバ嬢全員分のOWeeは手に入らないから、眼球デコピンなんじゃ…?
お妙さんの分さえ手に入れば、眼球デコピンだろうが何だろうが甘んじて受けるということなの?近藤さん…!アンタ漢だぜ…!
まあ、土方が場所取りしててくれなかったから、全部台無しなんですが。
と、思いましたら土方の代わりに山崎が場所取りしてるそうです。
よかったね、近藤さん!
ってでも、山崎はそこでカバディやってますよ?
………哀れなり近藤さん。

と騒いでいるうちに、遂にOWee発売開始!
それと同時に店内になだれ込む一団が…
万事屋アーンド近藤さんだー。
何のための行列だよ!ずっと並んでた人に失礼だろうが!
お前ら社会のルールを守れ!
それを見て、他の客達も店に殺到。
暴動ってこういう風に起こるものなのかもね。
しかしこの状況にも弁天堂の広報部は動じない。
「大丈夫です。手は考えてあります
平和的で絶好のデモンストレーションになる解決法を」
そして店の奥が空き、現れたのは巨大なTV画面とOWee、そして…
「お前らァァ!!ゲームがそんなにほしいかァァ!!?
だったらゲームで勝ちとれ!!」
シルクハットにマントに眼帯。何者ですか、あれは?
「店長です」
ええええええええええ!?
張り切りすぎだ店長!
いや、もしかして銀魂's江戸では、店長は皆このカッコなのかも。
長谷川さんがバイトしてたパチンコ屋の店長も、そういえばこんなようなカッコだったし。
まあそんなわけで店長の発案で万事屋と真選組に分かれて、OWee争奪戦をすることに。
で勝ったチームとそのチームにBETした者にOWeeを購入する権利を与えるとのこと。
「どうだね面白いだろ…」
という店長に空き缶炸裂。
客大反発。
早くから並んでいた人にとっては冗談ごとじゃない企画ですものね。
ここで高橋名人の真似を始める万事屋。続いて真選組も高橋名人化。
たまには毛利名人も出してやれよ…
で、このしゃくれ軍団の中に1人だけ照れている人がいます!
吹っ切ってやっている人より、むしろ逆に恥ずかしいその人は一体誰だ?
土方です。
そして照れを隠すため、
「なんだバカヤロー コノヤロー!!
シャー コノヤロー!」
そりゃ猪木だ。
そんな面白メンバーを見ているうちに賭けてみようという酔狂者が1人また1人と現れ、結果的には店長の狙い通りに。

さて、では勝負を始めますかな。
で注目の第一戦は何勝負?
ギャルゲー対決でっす。対戦ゲームはバキボキメモリアルだー。
しかし万事屋は全員ギャルゲー未経験。
神楽ちゃんになど
「ヒロインをおとすって何?
伝説のガケ的なものから?」
とまっすぐな目で聞いてくる始末。
伝説のガケって何だよ?落ちたら二度と浮かんで来れないような滝壺とか、そういうものか?
そして新八は
「僕にいたってはゲーム自体あんまりやった事ないよ」
でも、バキメモの内容は万事屋の誰よりも正確にわかってるんですね。
なんか矛盾してない?
そんな万事屋に勝利宣言する近藤さん。
「古今東西あらゆるギャルゲーをやりつくし おとした女は数しれず
3次元より2次元に生まれてくればよかったのにと お妙さんにも称された、この近藤勲にかかればヒロインの1人や2人、15分あれば充分」
やめてーーーー!!
そんな憐れみをかきたてる自慢はやめて!!
切なくて胸が張り裂けそうだ!
そんな近藤さんに容赦なくツッコむ沖田。
「いやそれ ほめられてませんよ
死の宣告ですよ」
言うな…勘違いさせておいてやれよ。それが近藤さんの幸せなんだ…
更に近藤さんは墓穴を掘っていきます。
「あらゆるギャルゲーをやりつくした俺には新しいゲームでさえ、どの選択肢を選べば女の子の好感度があがるか デートにはどこが最適なのか なんとなく読めてしまう」
ま、まあね。ギャルゲーに出てくる女の子なんてテンプレに沿ったキャラ立てしてるしね、好感度のあがる選択肢なんてすぐわかるよね。
うん、近藤さんが痛々しいわけじゃないよね。
誰だって想像つくよね?
ね?ね?ね?
「3次元でも生かせればいいのにねェ」
アンタは黙ってなさいよ沖田ァァァ!!!
近藤さんに夢見させてやるくらいの配慮できないのか!
「俺のコントローラーさばきには一部の無駄もないぞ」
沖田のことは気にせず、近藤さんの自慢は続きます。
と、ここで何者かの笑いが響く。
「一部の無駄もないとは笑わせる
恋愛それそのものが無駄からできていることをしらんか
無駄に胸をざわめかせ無駄に不安になり無駄にあがき無駄に終わってゆく
だが、それが無駄なことだったと誰が言えようか
…いや その無駄にこそ人生の全ては つまっているのだ」
と、コタツの中から現れたのは…
「フン ただのしがない配管工さ」
いや、配管工じゃない。桂だ。

っつか近藤さんも「何者だ!!」とか言ってる場合じゃないよ。
もろ指名手配犯だよ。
この顔にピンと来なさいよ。
ってなわけで以下次回。

第146訓消せないデータもある
博士を消そうとする銀さんと消されまいとする博士。
拮抗する力。
しかし白夜叉の名を持つ銀さんのほうが強かった。
ずるずるとエネルギー供給管に飲み込まれていく博士。
博士の顔は本来の林流山のものに変わり、そしてすがるように娘の名を呼ぶ。
「私を 1人にしないで…くれ…
ふ 芙蓉ォ…」
そんな博士の顔に容赦なくつきたてられる3本の刃。
神楽ちゃんと新八と…そしてたま。
オイオイ容赦ないなー。
少しは生みの親を攻撃する事に躊躇いを感じてくれよ。
このドライさ、さすがは機械です。
とページをめくってみれば、
「さようなら お父さん」
たまの目から流れる涙。
全然ドライじゃなかったか。ごめん。
そんなたまの涙に、博士は初めて娘に機械を作ってやった時の事を思い出します。
目を伏せ、寂しげな表情を浮かべる博士。
そしてそのまま消えていってしまいます。
…………いくらなんでも、この最期は寂しすぎないか…?
一回くらい博士をかばってやれよ、たまァァァァ!!!

消えていった博士。
それを見届け、モップを落とすたま。
「…よかったんでしょうか これで
芙蓉様に 博士に 笑顔をと…した事なのに
なのに
私の中の芙蓉様は笑ってくれません
泣きやんでくれません」
涙を流し続けるたまを、ただ見守る万事屋。
「逃げだしたい…これが苦しいという感情ですか」
「どうすればこのバグから復旧できるのですか」
博士が機械になりたいと思ったのと同じ台詞を語るたま。
そんなたまに、正常な証拠なんだから逃げる必要はないと言い切る銀さん。
のたうち回って生きていればオイルがもれる事もある。どうしても止まらないなら俺たちがオイルをふいてやらァ」
その言葉に合わせてハンカチを取り出す新八。
そのハンカチを握り締め、たまは
「…ありがとう みんな…」
と。
新八とたまの間に恋愛フラグ立ってないか、これ。
ハンカチを出す新八の表情、優しさ溢れすぎなんですけど。
見てるとドキドキしてくるんですけど。
むしろ私と新八の間に恋愛フラグ立ちそうなんですけど!(馬鹿言ってるよ、この人!)
あと、たまの頭を撫でている神楽ちゃんが凄くいい。女の子同士の触れ合いって心がほっこりするなあ。

というほのぼのを突き破る爆発音。
先ほどまでの騒ぎのせいでエネルギーが暴発しかけているようです。
源外さんはそれに気づき、ここい残ると言い出します。
「からくり技師が起こした事態だ
からくり技師が なんとかせねばなるめーよ
どの道くたばるなら 逃げ回るよりネジ回しながら くたばらァ」
アンタ職人の鑑だ!!
でも命あってこそですよ、何事も。
と、ここでたまが足場を落としてしまいます。
「博士が引き起こした事態です
家政婦がなんとかせねばなるめーよ」
……たま、アンタも家政婦の鑑だァ!

その意思を汲み、嫌がる新八と神楽を無理矢理退去させる銀さん。
たまの名を叫ぶ2人の声を背に、制御装置へと向かうたま。
「護るべきものも護れずに生き残っても死んだと同じ
…それはきっと志の死 魂の死を指しているのでしょう」
機械にはわかるはずの無かったその心を理解し、たまは何があろうと護りたいもののことは忘れない。
だから
「みんなも…私…のこと
忘…れない…で」
この言葉に、今まで平静を装っていた銀さんも表情を変え、無線機に向かって叫びます。
しかしたまの体は刻々とエネルギーの渦に飲まれ消えていきます。
制御装置に倒れこむようにして、最期の言葉を父に。
「お…父さん…
私…
友達が…できたよ
機械じゃない 本当の友達…」
……芙蓉がほしかったのは、機械の友達ではなく人間の友達。
………どこまでもすれ違っている父娘の意思。
博士、空回りすぎてて流石にちょっとかわいそうだ…

その頃、ハジと小銭形は町の警備をしていた。
暴れる機械たちを物陰から見ながら、小銭形は
ハジ 一旦BARに戻り態勢を立て直すぞ
アンタ変わってないね…
そうやって隠れていると、機械たちが動きを止め電気復旧。
ここで小銭形がハジに指示を出します。
「勝機!!今だ!!
一旦BARに戻り態勢を立て直すぞ!!
なんで常に選択肢がBARに戻るの一択のみなんだよ!もう少し思考にバリエーション増やしとけい!

そんなわけで数日後。
銀さんは源外さんの所にバイクの修理に来ていました。
たまのことなど忘れたとうそぶく銀さん。
年を取るとズル賢くなっていかん、と言い合う2人。
そんな銀さんの足元に転がっているのは、たまの最初の頃の頭部。
「そいつぁなんだ」
と源外さんに聞かれた銀さん、
「拾った」
と言い切りました。
更に、高く売れるかと思ったんだとか燃えるゴミか不燃ゴミかわからないとか…
こーの照・れ・屋・さ・ん!ウソも大概になさい!
そんな銀さんにツッコむ源外さんも、作業場の片隅に機械家政婦のボディを溜め込んでいます。
「ありゃあなんだ」
と聞かれ
「俺の機械が騒ぎの中、勝手に拾ってきたんだよ」
と言い切ります。
捨てればいいと言われれば、
「ゴミの日がイマイチわかんねーんだよ」
とうそぶきます。
こーの照・れ・屋・さ・ん!
っつかマジでゴミの日わからんのじゃないだろうな?
それ、社会人失格ですよ?
そして源外さんは機械家政婦の電脳幹が闇市に流されていると言います。
しかし闇商人などに関われば、命がいくつあっても足りない…
そう言っている源外さんの目の前に大量の電脳幹。
持ってきたのは傷だらけの神楽ちゃんと新八。
銀さんと源外さんが唖然として
「……オイ
そいつぁなんだ」
と聞くと、二人は同時に顔についた血を拭い、
「拾った」
とうそぶきます。
かわええ!!
この子らホントかわえええええ!!!

それからどーした?

スナックお登勢は今日も繁盛。
ほろ酔いの客がご機嫌で言います。
「しかしお登勢さん 良かったね〜若い娘が入って」
その言葉にキャサリン反論。
「ンダ コラ
私ラジャ オ前ノ性欲ハ満タセナイトデモ イウノカヨ」
むしろ逆に、お前らで男の性欲が満たせると思っていたのかと聞きたいよ!
それに答えて客は、
「いやいや2人とも色っぽいけどさァ
もうちょっと若さが」
お登勢さんはともかくキャサリンに色気を感じられるなんて、アンタなんて性欲レベルが高いんだ…
そんな客の言葉にキャサリンブチ切れ。
「アンナ首タマダケノ女ノ ドコガイインダヨ!!
エロイ事何ニモ デキネージャネーカ!!」
そこにはファミコンにささったたまが…
キャサリンの反論に、客は
「いや、口さえあれば…」
と、ここでキャサリンビール瓶でツッコミ。
グッジョブ!
これ以上一言でもしゃべらせていたら、少年ジャンプには載らなかったところです。
ナイスツッコミ!

そんなわけで、たま復活。
しかしデータは全て消し飛んでしまっていました。
客達は、そんなたまに色々な事を教えてくれるのだそうです。
これが中々面白いらしく順番待ちになるほど。
というわけで店に来ていたロンゲの男が手を上げます。
「ハイ次俺」
…………………ロンゲって…まさか、ね。
「俺は桂小太郎といってな、まァ革命家をやっている」
やっぱりそうだったァァァァァ!!!
お前何やってんの!?お前何やってんの!?
こんな所で何やっちゃってんの!?

そんな桂をよそにお登勢さんは他の客と話し込んでいます。
「そういや1つだけ憶えてることがあったような」
そして桂はなおもたま相手に自己紹介。
「わからんか?侍だ
侍もわからんか?」
その言葉にたま、
「侍ならしっています」
「ほう!!」
と桂。嬉しそうだなアンタ。
そしてたまは、知っている侍の情報を語ります。
勇者より魔王より上に位置する大魔王四天王の1人
……私の大切な友達です

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